nnormal ”Kjerag” トレラン レビュー

今年最初のブログは大注目のこちら!

Kilian Jornet(キリアン・ジョルネ)

そう!山岳界の大谷翔平こと「キリアン・ジョルネ」のブランド

NNormal(ノーマル)

がスタートします!

キリアン・ジョルネは世界最高の山岳アスリートです。
この15年間、キリアンはスキー登山とトレイルランニングのシーンを席巻し、世界中の主要な選手権やレースで優勝してきました。

スペインのピレネー山脈の山小屋で育った彼にとって、ランニング、クライミング、スキーを問わず、山は常に彼の遊び場でありました。

総合スポーツ選手として彼は世界中の山々でスピード記録を保持しています。アルパイン・クライミングにおいても類稀なアスリートであり、酸素ボンベ、無線、ロープを使わずにエベレストを6日間で2往復するという偉業を成し遂げたことで一躍有名になりました。

現在、キリアンはノルウェーに住み、山岳スポーツで彼自身の限界を探求し続けています。つい先ごろ、わずか8日間でピレネー山脈の標高3,000メートルを超える177峰を登り、横断するという偉業を成し遂げました。

その他に、映画、書籍、デジタル・コンテンツで多くの人々にインスピレーションを与えています。キリアンはまた、環境保護に対する意識を高めるため、気候変動擁護者としても活動しています。

 

「NNormal(ノーマル)」の誕生

スペイン・マヨルカ島でデザインされ、キリアンがトレーニングを積むノルウェーのフィヨルドでテストされたプロダクトは、新しいアウトドア・スポーツギアブランドとして2022年の秋にヨーロッパとアメリカでローンチしました。


ブランド名は、二つの地名であるノルウェイ(Nor-way)とマヨルカ(Mal-lorca)の組み合わせから生まれ、“No-Normal”=普通でなく新たな道を切り開くという意味を込めて「NNormal(ノーマル)」と名付けました。

 

その他、高性能なこのマシンの説明は本サイトをご覧いただくとして

本日、雨上がりの2/6(火)の二上山へ試し履きと今後のOMMチャレンジのマーキングを兼ねて行ってきました。

モデルはKJERAG(ジェーラグ)。
シューレースは紐を交換してSPLCのバンジーシューレースを装着。

 

まずサイズ感ですが、実寸27.5cmワイズE幅の私で28.5cmを着用して問題なく走れました。下りで起こりやすいトラブルで爪真っ黒問題がありますが、爪先に当たることもなかったです。その他使用しているシューズはAltra オリンパスで28.5cm、SPORTIVAのサイクロンクロスで45サイズを使用しています。

幅広の方にとってはきついと感じると思うので実寸プラス1.5cmでも許容範囲ではないかと思います。

トレイルに入る直前まで1kmちょっとロードを走りましたが、ミッドソールは硬めです。1,000km走っても下手らないミッドソールがウリなのでそこは仕方ないと思いましたが、トレイルだとむしろ硬めの方が動きやすかったです。

 

この日はトレイルが雪解けの影響でぐしょぐしょ。
スリッピーな状態でしたがオールラバーのメガグリップは調子良かったです。
もちろん濡れた根っこや木段は滑ります。

 

濡れた花崗岩に関してもしっかりグリップしてくれて問題なし。
ちなみにいきなりめっちゃ靴汚れてますが、OMMのポイントを探すのにほぼトレイル上は動いておらず、谷やら尾根のフカフカのトレイルを動いていた為なので悪しからず。転倒は一度もしておりません。

 

普段はベアフットやゼロドロップをメインで履いているのでこの感覚は新しく、間違いなくこの軽さはレースで活かせるし、足指の感覚が良くなればなるほど一体感が生まれる感じがしました。

 

インソールもないし、オールラバーで洗うのも比較的簡単。雑な走り方でアッパーを痛めない限りはソール交換をしてこの一足を大切にして長く履いていきたい気持ちになりました。

最後の下りは靴を脱いで30分のアーシング
このクールダウンは身体にめっちゃおすすめです。

 

NNormalの発売はこの春からを予定しています。
試走会の開催も考えていますのでぜひご検討ください!

 

Yosemite
147-3 Kuzumoto-Cho Kashihara-City Nara Japan 634-0007
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ごあいさつと新年イベントに関しまして。

2023年の営業も本日で最後となりました。

Yosemiteに関わっていただいたみなさま今年も大変お世話になりました!

今年は本当に「怪我」に悩まされた1年になりました。膝の状態が完全でない状態でレース出場やイベント開催したりと、無理をして自分が思うような動きができなかったことが反省です。

現時点では縦走やトレランレースなどの予定は一切入れていませんが、時期を見て徐々にではありますが2024年は「再始動」をテーマに取り組みたいと思っています。

ベアフットシューズの未来や新たなトレイルの開拓、ロングトレイルからRoad to UTMBまで、幅広くそれぞれの魅力をお伝えしていきます。

みなさま2024年も最高のスタートを切れるようにご来光登山からスタートしますのでぜひご期待ください!※写真は2023年元旦

また新年は1/5(金)より営業を開始しますが店内一部冬物セールを開催いたします。みなさまのご来店お待ちしております。

※Sale期間は1/5(金)〜1/8(月)までとなります。

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Doi Inthanon Thailand 2022 by UTMB 遠征

2019年のTrans Cheju以来のトレラン海外遠征。
場所はタイのチェンマイにあるDoi Inthanon国立公園。

 

今、トレイルランニングの人気が高まっているアジア。その中でもタイは多数の熱心なトレイルランニングファンのコミュニティがあるのに加えて、政府の推進するスポーツツーリズムの柱としてトレイルランニングが重視されていて、国際的なイベントが相次いで開催されています。

 

12月8日から11日にかけて、タイ北部のドイ・インタノン国立公園で開催される、Doi Inthanon Thailand by UTMBは、タイを代表する国際的なトレイルランニングイベントとして注目を集める大会です。2020年2月に “Ultra Trail Thailand” として開催されたのち、新型コロナの逆風の中で昨年2021年12月には “Thailand by UTMB” としてリニューアル。今回は大会名を新たにして「UTMBワールドシリーズ」のイベントにラインナップ。アジア・パシフィックの「メジャー」との位置付けに加え、上位入賞選手にウェスタン・ステイツへの出場権が認められる “Golden Ticket Race” にアジアから初めて加わるなど、話題が豊富な大会となります。

大会のフラッグシップ、距離170kmで累積獲得高度10,045mD+のSUMMIT 160は、新たに設定されたタイの最高峰・インタノン山の山頂を通るコースで開催されます。西暦2022年の今年はタイ太陽暦で2565年となりますが、その年に標高2565mの山頂に登ることになります。
※以上Dogsorcaravanより引用

 

結果から言うとA3の35km地点でDNFでした。
準備不足でしかない結果に悔しい気持ちもなく呆気なく終わりました。
スタート直後はすごく気持ち良く走れたのでひょっとしたらという気持ちがよぎりましたがA2を過ぎてからの下りで転倒してから走れなくなりました。

痛み止め飲んで再開しようか迷いましたが今後山に登れなくなるのも嫌なので辞めました。その後は仲間の応援に周り会場近くのエイドでサポート。

 

A3でDNFした地元のタイの選手とも交流がありリタイヤしててもみんなとても楽しそうでした。タイではトレイルランニングのカルチャーが若者にもしっかり根付いているなと感じるひとときでした。

 

今回のブログは来年この大会に出てみたい方に向けての準備を中心に書いていきたいと思います。完走してませんが。。。

 

今年は12/8〜12/11の開催で受付は12/8と12/9の大会当日。
100mailesを目指す方は12/8がベターですね。
タイは冬でも非常に暑く12月の日本から到着して直後だと体が慣れてません。
もっと早くからタイに入ることが可能であればしっかり順応できると思います。

 

自分は12/7(水)の午前のフライトで15:30にはバンコクに着きました。次の国内便のフライト予定は12/8(木)6:30とトランジットの時間が長い。フライトまで15時間はバンコクで過ごさないといけないのでバンコクで宿を探してタクシーで10分ほどの所に泊まりました。宿はHotels.comかBooking.comで簡単に見つかります。

関空の荷物預けの時に一旦バンコクで空港を出たいと相談すると「では一旦荷物をバンコクで受け取るように変更しますね」と言われたので何も言わなかったら預けた荷物はチェンマイまで行ってしまうようで・・・受付で確認しておいて良かったと思う一瞬でした。バンコクで荷物を受け取りスムーズに入国できました。

空港近く滞在ホテルのご近所。結構日本語看板が多い。

 

屋台にはガパオライスやカオマンガイなど種類も豊富。何より価格は大体40バーツほど。2022年12月現在で150円ほどでグッドプライスです👍

 

これで150円は安い!
しかし空港のスタバやマックだと普通にセットで400バーツくらいする(1500円!)

 

2件目は地元の人で賑やかなこちら。

 

おすすめがこちらのようで・・・ナマズ、、、
タンパクなので野菜巻いて甘辛のタレをつけて食べると美味しかった。

この店はウイスキー持ち込み可みたい。

 

タイは水道水が綺麗ではないので基本コンビニかスーパーで買う。今回はレンタカーを利用していたのでスーパーでまとめ買い(600ml12本で150バーツほど)して車内に保管。

 

タイのホテルのシャワーの水圧は弱めが多いような気がします。基本電気の湯沸かしシャワーがあるけどまぁぬるい。水の可能性も大。やっぱり風呂には浸かりたいよね。

 

山やってる人はすぐに慣れると思うけど、基本トイレで紙は流さない。
トイレの横にハンドシャワーがあってそれで洗う。水圧が異常に高いので気をつけるべし。結構苦戦しました、、、

 

翌日、無事国内線に乗ってチェンマイへ。チェンマイ空港でこちらの看板がお出迎え。

レンタカーもスムーズに借りれて空港から90分かけてドイインタノン国立公園へ。レンタカーにナビはなし。グーグル先生がいれば大体迷わず運転できました。日本からシガーソケット用のUSB充電器を持ってきていたので2人とも充電しながら移動できました。

 

 

交通ルールもほぼ日本と同じなので難しさはなし(赤信号でも随時左折可)。ただ圧倒的にバイク人口が多いので至る所からバイクが抜かしてきます。普通に走ってたらぶつかることはないと思いますがほんと怖い。

 

また一部の車はスゲー早くて後ろにべったり付いて片側1車線の山の中でもガンガン抜いていく文化(日本だと煽り◯◯級ですが決して嫌がらせではない)。

 

無事現地に到着してからはすぐに受付行かずにご飯食べたり、出店しているメーカーさんと話したりと充実した時間でした。

レギュレーションのチェックは正直なところ人によるでしょうね。
自分をチェックしてくれたのは学生さんっぽい子で道具を知らないようで見せながらこれはヘッデンで!とかエマージェンシーとか説明してましたw

 

受付を終了したら宿に戻って準備をするだけ。
ドイインタノン国立公園付近にもキャンプ場はたくさんあるのですが、ホテルアプリで検索しても出てきません。もし次回参加するならキャンプ場(ロッジやテント)を予約しておいてBASEにするのも良いなと思いました。

 

今回宿泊したのは会場からチェンマイ方面に向かって車で25分くらいの場所にあるリゾートホテルが集まるエリア。

池を取り囲むコテージでした。値段は安くて1人5000円くらいでしたがキャッシュオンリーとは!部屋はとても広くてとてもリラックスできる良い空間で本当に大会前かと錯覚を起こすくらいスローな時間が流れる場所でした。

 

時間があったので散歩がてら近くを散策に。

タピオカはタイもイチオシでした。

 

近くの寺院。
タイ(チェンマイ?)では犬はほぼ放し飼い状態なのか凄い勢いで吠えながら走ってくるのでかなりビビりました。野犬も多いみたいで注意ポイントです。

 

 

晩御飯は宿の近くの屋台でカレーを食べました。やっぱり屋台おすすめです。安いし。

マッサマンカレーに

お肉ホロホロのカレー
どれも味見させてくれたので食べたいやつ選べました。

 

大会当日の朝はホテルが用意してくれたバイキング形式で朝食を。
100マイルのスタートは10:00なので会場に8:00着くらいに設定。前日に朝食の時間希望を7:00と伝えていたので段取りはバッチリ。

ブッフェスタイルでお粥はとても美味しい。

タイの食べ物は香辛料が多く使えわれているし基本辛いので体に合わない方は日本から準備していく必要ありですね。

 

またレンタカーで会場へ行く場合の駐車場ですが、徒歩15分〜30分圏内に4か所ほど公式無料駐車場があります。どこも無料なのですが、会場付近の路駐がひどいので対向する時はお気をつけて。

 

レース内容に関しては完走者のレポートを参考にしてもらうとして(DNFなので汗)アドバイスがあるとするならば熱中症対策になるかと思います。できるだけ早く現地で体を慣らすのが一番。あと現地の食事はレース前は控えめに。終わってから屋台でシンハーと辛物でぐいっと祝杯をあげてください。

 

またレース後は帰りのフライトまで時間があればチェンマイ観光をぜひ。ナイトマーケットの活気は一見の価値あり。またチェンマイ郊外にトレランとカフェの併設ショップもあるのでレンタカーの方はぜひ行ってみてください。

 

最後になりますが、控えめに言って『タイ最高か!』です。
次回来る機会があればCOFFEE農園を巡りたいと思います。
ではコップンカップ!

 

 

 

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OMM JAPAN 2022 奥美濃 straight-A

OMMとは OMM(Original Mountain Marathon)とは1968年にイギリスで始まった「山の総合力」が試される山岳レース。 ナビゲーション力、セルフ・エマージェンシー力、野営技術など、全てのマウンテン・スキルが必要です。 過酷な環境下の中、自身の経験や体力によって適切な判断が求められます。

 

 

 

日本上陸9年目 OMM JAPAN 2022の開催地は岐阜県奥美濃。
自分にとっては因縁の土地。2年連続で骨折と靭帯断裂した場所。

 

このエリアは一般的な整備された登山道も少ない秘境的な山域。ワイルドなオフトレイルを山の深くまでナビゲーションしながら、ときに藪を漕ぐような場面も要求されます。またエリア全体的にも山岳地形となっているため急な天候の変化、強風や視界不良といったハードなコンディションとなることも予想され、厳しい山岳地を安全かつ正確に行動するための「山の総合力」が試されます。

 

ここ数年はOMM前夜祭から行くようにしています。理由としては万全の状態で出る為にしっかり寝たいからです。宿に泊まってお風呂であったまって地の食べ物で栄養補給してよく寝る。以前は金曜の仕事終わりから現地に入って2、3時間の仮眠でスタートでしたがやはり年齢を重ねるとしんどい。この違いはかなり大きいと思います。膝も完治してないのもありますが・・・

 

今回は2年ぶりのstraight A。果たして膝はもってくれるのか!

スタート地点までのスキー場の登り。
これがいい準備運動になります。すでに汗だくでした。
膝の調子は悪くなさそうな・・・

 

スタート地点ではたくさんの知り合いに会って膝の心配していただき嬉しかったです。出るからにはまずは完走を目標にスタート。

 

実際に使用した地図と辿ったルートをオレンジで記入しました。

初日のハイライトは3から4、8から9かなと。
序盤のポイント3までは大きなロスなく進む。
今回から薮をグリーン色で表してくれていることもあって気持ちの面でもこれからそこに突っ込む心の準備ができていた。
結果的には尾根道と谷道では藪加減に違いが会って谷は石がゴロゴロしていて植物が育つ環境ではなかったようだ。
今回の薮は前回の薮と比較するとそこまで厄介ではなくうまく掻き分けながら進めたと思う。

 

尾根に到着してからは大きな谷を見つけてそのまま下りへ。
無事小道につなぐことができた。

 

ストレートは小道や道路は走るのが鉄則なのだがジョグ程度じゃないと膝が痛む。片脚を支えるためにポールを持参していて本当に良い選択ができた。

 

8から9はコースディレクターがここを通れば最高のサーフェスだよと言わんばかりの稜線。落ち葉がふかふかで気持ちの良いルートでした。ここで気持ちよく走れたら最高でしたね。と言いつつも植生界の間だらけでどこがポイントなのかちょっと迷ったことでタイムロスにつながりましたがなんとかポイントに。

 

 

ラスト9から10がこの日のドツボで、上手く稜線を辿りながら10のルート上に出てカッコよくゴールだと言いながら結局は9の大きな谷に吸い込まれてる結果に。今思えば直線的に行けば面白かったと思いますが、谷で思いっきり転倒して膝が悲鳴をあげてしまったのであの瞬間はマジでやばかったと思います。

 

 

結局遠回りしながら1日目ゴールに着きました。

 

 

テント場はCamp Fire近くでシェルター張って衣類を着替えたりして次の日の準備を。幸い膝も持ち堪えてくれたので明日も動けそうな感じ。

晩御飯はラーメンバリバリにしてジップロックに詰めたお湯入れるだけのやつ。
その他はおにぎりでした。お酒も少々。

 

夜間は結露処理がめんどくさいので入り口は半分空いてる状態に。クロスオーバードームはシングルで結露が課題と言われてますが半開き状態で外気温に近ければ全然結露しません。自分がその寒さに耐えれない時点でアウトですが・・・

 

2日目は5時起床。
途中目覚めることもあったが終始快適なテント場でした。
スタートの6:25までに食事、撤収を済ませてスタート地点へ。

2日目の地図とルート詳細

まず終わってから知らされた事実として左手にサムコンパス、同じく左手に新調したアップルウォッチウルトラを。この組み合わせは最悪だそうで、初日からずっとコンパスが不調だったんです。。。どうやら磁気干渉するようで。
指針の動きも遅いし方角も変?
今思えばようゴールできたなとw

 

で、2日目は最初のスタートから1の段階でツボってしまい余計に登る(等高線を見たら一目瞭然なのに・・・)危ない谷を降りたりしてたどりつくまでに1時間以上がかかりました。

 

1から2はロード中心でしたが全く走れずこの区間も1時間以上かかる。

 

2からラストまではそこまで難しくツボったところはなかったですが、膝を痛めていることもあってポイント地点や小休止場所で地図、コンパス、ポールなどを置き去りにして出発すること4、5回ありまして、、、ほんとバディには迷惑をかけました。

結果にこちら

 

昼を過ぎてから雨が強くなりましたがなんとか無事ゴール。

それぞれにドラマがあってバディと協力しあってゴールを目指す最高の山遊びと思います。また出てみたいと思う方はぜひご相談くださいませ。

大会関係者スタッフ、ボランティアスタッフ、選手のみなさんありがとうございました。来年はOMM JAPAN10周年!ぜひ次はstraight エリートでチャレンジしようかな?知らんけど。

 

 

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術後8週間

2022年5月17日
今日で術後8週間が経過しました。

 

6週目と7週目はGW期間ということもあって、店の段取りでバタバタしていたのとこれといった目新しいトレーニングが始まった訳でもないのであえなくスルーとなりました。術後9週目は新たなトレーニングが始まる週でもあるので自分にとっては楽しみでもあります。担当医のスケジュールでは「早歩き」の記載があるので今週の診察でその詳細が伝えられると思います。

 

本日のリハビリは膝の曲げる角度を140℃を目標に。
自分の意識で痛みがない所まで曲げてみての限界が130℃でした。膝が辛い訳ではなくお尻からハムストリング、膝裏の腱が詰まっている感覚で曲げると痛くなってきます。少しほぐせば135℃くらいまで曲がるのですが。。。

 

その他のトレーニングは体幹トレーニング(クランプ)と大腿筋(スクワット)(ハーフシッティング)と腸腰筋(レッグレイズ)腹斜筋(サイドクランプ)などを日々繰り返しやっています。

 

また、順天堂大学が競技復帰を目指すアスリートに自宅でできるリハビリ用トレーニング動画を公開しているのでそちらを参考にしながらトレーニングしています。もちろん足指を使うトーガエクササイズもしっかりと。

 

ここ最近はトレランの大会も開催されるようになりましたが、まだまだ完全に日常が戻った訳ではありません。自分はリハビリしている状態なのでYosemiteイベント開催はしばらく開催できませんが、10月8日開催のbambi100の実行委員(裏方)として打ち合わせに参加しています。100マイルチャレンジを応援するイベントになりますので興味がある方はぜひご応募ください。エントリー抽選は5/20(金)より開始です!

 

今日はめちゃいい天気だったので山リハビリに行こうか迷いましたがこちらでウォーキングでした。

 

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槍ヶ岳 北鎌尾根 DAY2

北鎌尾根2日目。
2021/8/24 AM4:00

昨晩はアドレナリンが出まくっていたのか交感神経優位の状態でとても眠りの浅い夜でした。
どんな状況でもリラックスできる環境づくりをできないと疲れが溜まっていく一方なので反省。

テントに叩きつける風の音と振動、明日体験するであろうスリルのある岩登りのイメージなど色々緊張することが多い夜だった。

目の前にある北鎌独標はガスがかかったり晴れたりを繰り返している。
天気はなんとか夜まで持ちそうだ。

 

早速朝食の準備に取り掛かるがイマイチ食欲が湧かない。
それでも食べないと後半の踏ん張りどころで元気がなくなるので、
ZIPロックに入れ替えたバリバリに砕いた日清どんべいを取り出し湯を注ぐ。
出汁が身体に染みてあったかい。
消化のいい物って大切だな。

 

さて本日の行程。
独標手前のP9あたりから槍ヶ岳まで直線距離で2kmほど。
しかしこの2kmを侮るなかれ。

 

なんせいきなりの独標はトラバースせずに直登を選択するHaru氏なのだ!
グレードはⅢ〜Ⅳですが本日アルパインデビューの我々としては緊張度MAX!

赤の点線は実際に攀じたルート。
普通は千丈沢側をトラバースみたいです。

 

 

AM5:30 行動開始。

 

 

 

 

 

※赤の点線は登攀ルート。

不安定な根っ子の上を歩いてまずは取り付きまで。
アンカーを構築してセルフビレイ。

 

 

ここでの写真が全くないのはギアのセッティングで余裕がないということです笑

そりゃ命優先なのでそうなりますよね。

 

第1ピッチHARU氏リードで私がフォローに。

 

出だしから壁に生えてる木をガシッと掴んでモンキークライム的な野性味溢れるパワフルなクライミングでスタート。

 

なんなく終了点に辿り着きセカンドは私の番。
ぺツルのマイクロトラクションを駆使して登攀開始。
フォールした時にしっかりブレーキが効くことを確認して登り出す。

 

高度感はあるが難しい感じはなかった。
ただフリーで行く気はしないが。。。

 

ラストOka氏の登攀時に撮影ができた。

残置スリングを回収しながら登るOka氏。

 

独標手前まで3ピッチでいきました。

 

 

 

 

高度感サイコー。

 

 

 

 

 

 

 

 

3ピッチ目終了点にて。
ここまできて安堵の表情が伺える一瞬。

 

 

 

AM8:00 独標手前ハイマツの中を進む。

 

 

 

独標を越えてからはアップダウン、トラバースが多くルートファインディング必須。踏み跡を追いがちですが、基本尾根を外さずに行けば問題ないかと。

 

 

 

 

 

 

 

足元ザレザレ。

 

 

3点支持を確実に実践していれば問題なし。

 

 

西鎌尾根方面。

 

 

 

時よりガスは発生しているが雨は降っていない。

 

 

 

北鎌尾根からだと小槍がよく見える。

 

 

 


うん!頑張る!

 

 

 

PM12:30 北鎌平。
独標の直登、トラバースのルーファイミスからの復帰に結構時間がかかってしまった。

この時点で登頂してからの小槍に行けるかどうかが微妙に、、、
行けて小槍のみチャレンジか。

 

 

自分の生前に設置された看板を見るだけでなんか勇気をもらえる。

 

 

 

ラスボス、チムニーの手前も直登。

 

 

 

ラストのチムニー到着!

 

 

 

フリーでも行けそうだが、無理せず確実な方法で。

 

 

 

 

次にセカンドで自分の番。
なんなく登れてラスト頂上直下も直登ルートで登りたかったが岩が脆く下に登山者の方もいたので無理せず巻いて登頂。

 

 

 

 

ラスボスをクリアしたOka氏。ええ顔してます。

 

 

 

あと少し!

 

 

 

歓喜の一瞬。

 

 

 

 

PM15:20 槍ヶ岳山頂。
北鎌尾根、無事終了。
時間的に小槍は断念する結果になりましたが、内容の濃い山行でした。
気が抜けないルートではありますが、バリエーションを目指す人はぜひチャレンジを。

 

 

 

PM16:00 下山開始。
飛騨乗越より飛騨沢へ。
雷鳥の親子が見送りに来てくれた。

 

 

ちょうどこの辺りから雨が降り出す。
今回の山行は立ち上がりと終わりで雨が降り、核心部は晴れといういつもの逆パターンだったので不思議な気分だった。

 

沢の増水も気になったが、新穂高までのCT6時間を55%で下って19:00過ぎにゴール。

営業している温泉を見つけるのに苦労したが帰りの道中に高山に寄って温泉で身体を癒し、ラーメン食べて帰路へ。
怒涛の2日間。
共に過ごしたメンバーに最大の賛辞と感謝を!

 

 

 

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槍ヶ岳 北鎌尾根 DAY1

2020年の8月に予定していた槍ヶ岳・北鎌尾根。

初バリエーションということでロープワークやギアの使用方法など覚えることは山ほどあったが天候不順のため敢えなく延期に・・・

 

そして2021年8月。
再びチャンスが巡ってきた。

 

ただし日程は予備日入れて2泊3日。
実質的には1泊2日の結構ハードな行程なのだ。

 

出発は日曜日の店舗営業終了後の21:00。
月曜日の新穂高温泉4:10にタクシーを予約して上高地に送迎してもらう予定。

 

現地には2:00前には到着していたので軽く仮眠。
月曜日は行動時間が長い分、ここでしっかり寝れるかがポイントになる。

 

3:30に目覚ましかけて、朝食を食べながら準備をと思っていたが誰1人起きる事なくタクシーが到着、、、汗

 

慌てて起き出して準備が始まる。こういう時はだいたい何かを忘れる恐れがあるので一つづつ確認しながらパッキング。

 

運転手さんに車内で朝食を食べていいか許可をもらって乗車。
この時点でパラっと雨が降り出す。
車内では運転手さんと今回の行程の話や天候の話などで盛り上がる。
釜トンネルのゲートが開くのはAM5:00でその15分前には到着していた。

 

しばらく待って5:00にゲートが開いていよいよ上高地へ。

天候は回復というよりかはむしろ悪化、、、
途中で雨は止む予報だったので気にはしていませんでした。
現場はこんなんですが・・・

 

 

といって小康状態になるのを待つわけでもなく本日の目標地点へ向けて5:30に出発。※目的地は北鎌尾根、独標手前の天狗の腰掛け付近。


初日の距離、獲得標高は上記の通り。
行動時間は約13時間かかっています。

 

まずは横尾までの平坦なルートを行く。

7:40横尾
2時間くらいで来れた。
後半の登り返しの時間に余裕を持つとなるとここでしっかり時間短縮することが必須。

 

 

そして雨が止んだ。
3人がそれぞれ違う雨雲予報をチェックしてあーだこーだの情報交換は正確だったみたいだ笑

 

 

8:50槍沢ロッジ

ここでもしっかり時間短縮できた。

 

 

小屋スタッフの方に差し入れいただきました!
ありがとうございます!

 

 

10:00乗越沢分岐

ここまで良いペース。
ここから水俣乗越まで一気に登る。

 

メンバー3人とも少々眠いが天候が回復したことで元気度アップ⤴️
やっぱり景色が良いと気分もあがる。

11:00水俣乗越
途中 oka Mountainさんにロープを持ってもらう。(お互い協力して担ぐ作戦)

 

 

ここまでは一般登山道で問題なしでしたがここからバリエーションのはじまりなので再度集中して準備。行動食を食べてお腹を満たし、ハーネスやヘルメットを装着する。

 

ここから北鎌尾根を左手に眺めながら天上沢を下っていく。

乗越直下の斜度が急なのでそこを越せばあとは九十九折で道が付いていた。

 

ひたすら下る。

 

 

左手に北鎌尾根を眺めながら下るので景色は最高だ。

 

 

さらに下る。
次の分岐点となるのが北鎌沢への入り口。
標高で言うと約1,800m付近。

 

13:30北鎌沢出合
ようやく到着。足元が悪いので気を使いながらゆっくりと。
ここでタイムスケジュールより30分遅れる。

 

「水美味い!」とハルヒ氏。

 

天上沢は水飲み放題。
明日は稜線での水補給はできないのでどの辺で水を汲むかの判断も重要ポイント。
それぞれMax4ℓは入る容器を持参してきた。ここまでは1.5ℓくらいの消費。

 

1時間の休憩のあと、いよいよ本日の核心部分へ。

スタートから簡単な沢登りといった感じ。
途中左俣の分岐があるが右俣を直登。
ここを間違うと通称”北鎌ホイホイ”の餌食になる。
※実際は分岐が多いので全てにおいてルーファイは必須。

 

なかなかの急登に写真を撮る余裕もないが後ろを見渡せば東鎌尾根の絶景が広がる。

 

途中まで行けばコルを目印にしてあとはひたすら登るだけ。
道中草むらで滑落(少し)があったが大事には至らず。

 

流石の急登でした!

 

 

 

 

16:30北鎌のコル
ゼーハーゼーハーで何とか登りきりました。
上部まで水は出ていたので2/3地点くらいで給水しました。

 

 

 

 

17:00休憩を終えて出発。
本日の寝床まであとすこし。

 

尾根上は狭かったりするが、特にルートミスすることなく進めた。

 

途中景色の良い場所に抜けたのでしばし撮影会。

さすがプロカメラマン!
撮影してる時のオーラがハンパねぇw

 

 

 

 

手前が硫黄岳の稜線。
奥が水晶岳方面。
素晴らしい景色が広がっていました。

 

 

 

17:50 北鎌独標を視界にとらえた!
本日のゴールは目前。

 

 

今日の行程を振り返りながら歩く。
テント場まであと少し。

 

 

 

18:00 夕陽に導かれるように進む。

 

 

18:30 天狗の腰掛け付近到着。

ここで1日目が終了。
メンバーで記念撮影といきたい所だが、風もまぁまぁ強いし、暗いし、
各自休む暇もなくテントの設営スタート。(要は早く風を防ぎたい)

私はクロスオーバードームF(2G)
狭い稜線でも難なく張ることができた。飛ばされることがないようにスリングを木に結んでカラビナで固定。

 

 

その後、ファイントラックのツェルトに集合して皆でお酒で乾杯。
つまみやアルファ米を食べながら今日の振り返り。

 

 

1日でここまで来るのは大変でしたが目標通りの行程。
身体へのダメージは大きかったように思う。
寝不足もあったと思うが無理せず一般的な2泊3日の行程で計画するのをお勧めしたいと思います。

 

宴会後、テントに戻りすぐに濡れた靴を脱ぎ靴下を交換。
靴はインソールを出して飛ばされないようにしつつ風で乾かす作戦。

 

テント内では少し足の寒さを感じたのでテムレスを履くと一瞬であったまった。

 

テントに叩きつけるバサバサ、ビュービュー鳴る風の音を聞きながら就寝。
明日は4時起きの5時出発予定。
起きれるのか俺?w

 

 

 

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八ヶ岳全山縦走 2021/7/29

山の天気予報では問題なし。

しかし麓の町は曇り雷みたいな不安定な予報。

とりあえず現地に行って考える事に。

実に何年かぶりかの八ヶ岳だが全山縦走は初めて。

CT(コースタイム)70%で設定して計画してみた(休憩込)

朝9:00にスタートしても翌日の深夜から早朝にかけて終わる予定なので蓼科山でご来光くらいの気持ちで行きましょうといった感じ。

諏訪湖SAで仮眠と朝食を済ませてスタート地点の観音平へ。

現地に着くとそれはもう快晴で、観音平駐車場も登山客の車でいっぱいになっていた。

ゆっくりスタートしても良かったが不安定な天候の中、昼過ぎに各心部を歩くより午前中で赤岳〜横岳を越えるくらいでということで早めのスタートに切り替えた。

6:30観音平スタート。

いい天気。

 

 

広がる景色。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなかの急登。

 

 

 

 

 

 

 

AM8:23編笠岳 1座目
山頂はガスってましたが無事登頂。2時間かからずでこれてまずまずのスタート。景色が見れなかったのは残念でしたが・・・

 

 

 

 

途中ガスが晴れて青年小屋が見えた。

 

 

 

AM8:30青年小屋。
ここで一旦小休止。
遠い飲み屋サイコーw

 

 

 

 

 

 

 

振り返ると編笠岳。こっちから見るとええ形しとる。
この晴れ間も一瞬でした。

 

 

 

 

 

次は権現岳へ

 

 

 

 

岩場が増えてきて楽しくなってきた!

 

 

 

 

 

 

 

AM9:45 権現小屋(お休)

 

 

AM9:50 権現岳 2座目
修験道の霊場らしく何か大峰と通じるものを感じたような・・・

 

 

 

 

名物ハシゴ。

 

 

 

長そうに見えてそんなに長くない。

 

 

 

 

ところどころで景色は見えるがすぐに隠れる。

権現を過ぎてキレット小屋までは基本下りが続く。スピードをあげたい区間だが結構急坂で雨もポツリと降り出したのでセーフティに行くことに。

 

 

 

立派な道標。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこれ?

 

 

 

 

次なる目標の赤岳方面が見える。
土の色が明らか違う。なんかかっこいい。

 

 

 

 

AM11:00キレット小屋(休み)
ペースは変わらずいい感じでしたがここで結構雨が強くなる。
軒下で雨宿りしながら小休止。小雨になるまで待機。少しゴロゴロ鳴り出した。

 

 

 

雨も小康状態になりキレット小屋を後にして赤岳を目指す。
思った以上に急登でゼーゼーハーハーでした汗

 

 

 

中岳、阿弥陀岳が一瞬見えた。

 

 

 

登って、、、

 

 

登って、、、

 

 

 

 

もうちょい。

 

 

 

あと少し!

 

 

 

 

PM12:20 赤岳山頂 3座目
八ヶ岳の主峰に到着したもののガスガスだw
景色が見れない分、すぐに行動開始。

 

 

 

 

 

 

 

PM12:40赤岳天望荘(営業中)

 

 

 

 

 

キーマカレー補給!
山で食べるごはんは美味しいの一言。
ここで水を購入して3人で分ける。

PM13:20に横岳に向けて出発。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PM14:10 横岳山頂 4座目(手が5!)

相変わらずゴロゴロ鳴っているが遠方のような。
天候が悪化しないうちに次の硫黄岳を目指す。

 

 

 

PM14:30 硫黄岳山荘(休み)
少し小走り気味でCT50%に。

 

 

 

 

PM14:45硫黄岳山頂。5座目
爆裂火口が見れなくて残念でした。
次に目指すは天狗岳。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏沢峠が見える。
これも一瞬の間。

 

 

 

下りは結構ザレていて走るにはリスクが高い。
ヒュッテ夏沢は休み。

 

 

PM15:50 箕冠山の分岐

 

いいペースで来れていたがメンバーの体調がすぐれないため根石岳山荘へ。
ここでチームを分けてそのまま先を行くメンバーと素泊まりして次の日に下山するメンバーに分けるか検討。
山小屋の方にも相談に乗っていただき下山方法など検討したが、ここからの下山ルートはあるが麓に降りてからが面倒ということで、このままペースを落として進むことに。

 

PM16:35 根石岳 通過。

 

 

 

ラスト天狗岳への登り。

 

 

 

PM17:00 東天狗岳山頂。6座目
西天狗は見えなくて行かず。
雷鳴が鳴り響く方向へ進んでいる汗

 

 

 

 

PM17:30 中山峠

 

 

 

この辺りから苔の世界が。
雨模様とあって苔も元気だ。

 

 

 

 

PM18:00中山展望台通過。
この辺りから雨が再び強くなってきた。

 

ここから高見石小屋まで距離にして1km程度だがとても長く感じたのと、かなり石が滑りやすくなっていて足元に神経をすり減らした。

 

そしてそのタイミングでメンバー1人が滑って転倒。
腰を強打したらしく足に力が入らない。
動けない訳ではないのでゆっくり進み出す。

 

そして高見石小屋まで後少しというところで一気にゲリラ豪雨と雷のオンパレード。小屋はお休みでしたが軒下で雨を凌ぐことができたので良かった。

 

PM18:40高見石小屋。
後少しで麦草峠。雨がかなり強かったので2時間ほど軒下で停滞した。
雨が止んだのが2時間後の20:30前後。
あたりはすっかり暗闇の世界になったが、雨が降る中仮眠をとったり食料を補給したりして過ごしたので良い休憩になった。ちょっと寒かったくらい。

 

 

そこから準備して再スタートしたがメンバーの脚の調子が悪く麦草峠まで行って終了しようということに。

道中、白駒ノ奥庭で見た夜空いっぱいの星は圧巻の一言でした。
こういう時一眼必要だなとつくづく思います。

 

PM21:15 麦草峠。

 

ここからタクシーで観音平に戻ってもお金もかかるし、時間はあるので茅野駅まで歩くことに。

距離は30kmほど。

途中、駐車場でごろ寝したりコンビニで朝飯食べたりしながら茅野駅に着いたのは始発の30分前。

 

総距離は50kmと縦走距離を遥かに越える結果となったが楽しい時間でした。

詳細はこちら

さて次はどこへ行こうか!

 

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From Yosemite to 伊勢神宮

2021UTMFまさかの中止でしたね。😅 告知がちょうど1ヶ月前辺りだったので出場される皆さんは最終調整でロング練習を1回はやっておこう的な時期だったと思います。

 

そんな私も大会に合わせて練習を積んでいた1人。中止にはなりましたがやってきた練習は無駄にはならないのでそのままレースに出場する気持ちでロング練を続行しました。しかもソロでw(精神的に強くなるかも)

 

 

今回選んだルートは伊勢本街道。

 

近鉄榛原駅から伊勢神宮(内宮)までの約100kmがメインの参拝道。

 

伊勢本街道とはなんぞやと言うと、その昔伊勢神宮へ参拝する為に整備された道のことで、いくつもの峠を超えていきます。

 

今回はお店から出発してまずは近鉄榛原駅に向かい、そこから伊勢本街道を通って伊勢神宮(外宮⇨内宮)に参拝する目的でスタートしました。

 

その日は朝からMTBでウォーミングアップ程度に身体を慣らすつもりでしたが20kmで登りを頑張ってしまい少し疲労が溜まってしまう。

 

昼に少し仮眠をして、夜9:00時前にスタート。
115kmで累積標高2,000m前後。睡眠なしで動き続けることができれば次の日の昼12:00くらいに到着(15時間目標)予定。天候は晴れ曇りで気温は夜寒く、昼は暑くなる予報。さぁいざ参る。

 

 

店から榛原駅までは竹内街道、東海自然歩道とルートが被ったりしながら東へすすむ。

 

長谷寺近くの化粧坂より。
お月さんが綺麗でした。

 

ここより西峠までのロードの登りが結構きつかった。
(普通に榛原からスタートしとけば良かった的な・・・)

 

22:45榛原駅着。

そこからコンビニに立ち寄りドリンク、行動食などを揃える。
ザックはUTMFでも使う予定だった「ZOMA」。合計10リットルのザックには行動食と到着後の着替え、エマージェンシーにバッテリーセット、水分は1リットル。榛原から松坂までコンビニはないが自販機はあるので水の心配はないかと。

 

行動食はミナト製薬のライスピュレのみたらし団子味ばかり16個一択w
後半は身体が受け付けないと思いましたが期限が。。。

シューズはALTRAのPROVISION。
ランニングサポート機能が備わっており(イノヴァーチ)長距離を走る時の足裏の疲労が出にくいとの事で今回初めて試してみた。それまではロードシューズはTORINが大好きでトレイルでも使っていたほど。

 

23:00榛原駅発。

 

道中舗装された林道パートと標高が上がるとトレイルパートに切り替わる。

 

0:21 石割峠。
この峠が今回のルートの最高地点。
気温は氷点下まではいかないが寒く感じるが動いていれば問題なし。
スタートはTシャツでしたが、次の峠でウインドシェル着ました。

 

ここから山粕峠、鞍取峠、桜峠、牛峠、岩坂峠を超えて三重県に突入。

 

AM4:00 三重県に突入。
峠は終わったと思っていたがここからあと2つ大物が残っていた。


後半になるに連れてフラットになって行くので峠はマイペースで後半ロードでペースをあげて行くのが上手く走るコツかと思いました。

残りの飼坂峠と櫃坂峠は当時から難所と恐れられていたようで・・・
傾斜はありますが普段からトレランしてる方だと大丈夫です。

櫃坂峠を超えてからはTシャツ、短パンでRUNスタイルに変更。

 

また今回初めて使用したギアレビューです。
今回こちらのヘッデンを使用。

milestone 「トレイルマスター」

今までのロングFKTやマイルレースではLED LENZER NEO10の使用がメインでした。

使用していた理由は電池一本でオーバーナイトが可能だから。
電池交換などの手間を省けるのと250ルーメンの明るさで14時間使用できることに魅力があったからです。あとこの性能でお値打ち価格。

あえてマイナス点をあげるならば明暗がはっきりし過ぎている事。霧が発生した時など乱反射して前が全く見えなくなる事があった(ハセツネカップ)

 

milestone 「トレイルマスター」は構想3年。プロトレイルランナーと一緒に作りあげたこのモデルは海外メーカーとは違い、よりシンプルな操作性かつ耐久性に優れ、他にない最高のフィット感を瞬時に得られるQDS(クイックダイヤルシステム)を採用している。


明るさ最大850ルーメンを誇り、専用バッテリーにて明るさを確保。
ステイブルモードと不意の消灯を防ぐセービングモードも搭載されています。

主な性能は以下の通り
LED:ナチュラルウォームカラー・クールホワイト(メイン)

明るさ:約850ルーメン(最大・ブースト時)
    約300ルーメン(強)
    
約160ルーメン(中)
    約80ルーメン (弱)

使用電池:専用バッテリー(付属)

電池寿命:約17時間(弱時)
        約7時間(中時)
     約3.5時間(強時)

防水機能:IPX5 (防噴流形)

照射距離:約80m

付属品 :専用バッテリーMS−LB1, USBケーブル, トップベルト

今回使用してみて良かったことは圧倒的な着け心地のよさ。ゴムバンドのヘッデンは使用していくとゴムが伸びてフィット感が落ちていくのに対してQDSはダイヤルを回すだけ。前方はゴムを採用しているが負荷が少ないので伸びにくいです。

 

またウォームカラーとクールカラーを簡単にチェンジできること。霧雨やガスで前が見えにくい状況ではウォーム系のライトの方が見えやすい。この機能が備わっている他ヘッデンはとても少なく感じる。

 

最後にバッテリーの問題ですが、上記の仕様だと80ルーメンじゃないと充電池一本でオーバーナイトが厳しいので予備がいると思っていたのですが、ところがどっこい80ルーメンで充分走れるではないか。
先の道をみたい時にルーメンを上げたりしたが、基本は一番低いルーメンで仕様。夜の9時から朝の6時くらいまで約9時間使用したがバッテリーMAX4メモリ中1メモリしか減っていなかったw

今までオーバーナイトで使っていなかったので完全に実体験不足でした。Nさんこれからこれ使いますね笑。今まで使ってなくてごめんなさい!

AM7:30
飯南町下仁柿。
不苦労、疫病退散!

この時間なのにかなり暑い。

ここからコンビニまでの道のりは陽を遮るものはないロード。
この時期でこれだからGW時期、秋の連休は熱中症要注意です。

 

AM8:35
松坂市 小片野コンビニにて。
睡魔、胃腸の具合、身体のだるさなどが現れてきた。
ここで食べたら復活できると思ってしっかり食べる。

 

スタートして12時間。
ここから頑張れるかどうかが大きなポイントでした。

 

 

が、脱水の症状が出だして全く走れなくなる。
歩いたり、ジョグしたりラスト20kmはとても長く感じるロードになりました。

 

 

 

 

PM12:50 外宮
大きな木のパワーをもらいました!
流石にこのタイミングでTシャツ短パンは浮いてましたw

 

 

外宮を後にしてラスト内宮を目指す。

 

PM13:30 内宮到着。

予定時間をオーバーしたが大きな休憩を取らずに動けたのは今回の収穫。

今後、目標にしているのが24時間で100マイル走ることなのでコツコツと練習積みたいと思います。
伊勢本街道いい路でした!

総距離115km
トータルタイム 16:44:00

 

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お盆休みの営業時間に関しまして。

今シーズンは新型コロナウイルス感染症の為、帰省される方も少ないと思いますがお盆休み中の営業時間のご連絡です。

8/8(土)

8/11(火)
11:00-20:00 通常営業

8/12(水)定休日

8/13(木)

8/17(月)
11:00-20:00 通常営業

8/18(火)

8/20(木)
お盆休み

8/21(金)より通常営業。

8/15(土)にTrail Talk⑤のイベントを開催致します。
「その水分補給間違っていませんか?」
アウトドア中に起こるかもしれない熱中症などのトラブルに関して山岳看護師による講習を無料で受講いただけます。
下記リンクよりぜひご参加くださいませ。

https://trailtalk5.peatix.com/view

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