術後26週(前十字靭帯再建手術)

早いもので術後26week(半年)が経過しました。

 

前回のブログより結構な期間(3ヶ月)が空きましたが、自分が思っている以上に回復に時間がかかり日々の内容に変化がなかった事が大きな原因です。

 

ジョギングの許可がおりてから(6/27の診察)最初はペースが早過ぎたこともあってすぐに左脚が悲鳴をあげました。

 

そんな状況でも自分の中で決めていたルールがあってそれは毎日ベアフットシューズで過ごすということでした。

 

店舗営業中、展示会、ジョグ、休日までリカバリーいっさいナシの裸足感覚です。

 

クッションのある靴を履くより、確実に筋力アップにつながっていると実感しています。

 

術後のジョグの記録として14週目は3日、15週目は2日、16週目は3日、17週目は5日、18週目は4日、19週目は4日、20週目は3日、21週目は3日、22週目は3日、23週目は2日、24週目はコロナウイルス感染で0日、25週目は1日といった活動内容。

 

そんな3ヶ月のリハビリの大半はジョグ(マフェトン理論)を元に無理せずに筋力強化を目指すトレーニングがメインでした。

 

間に2回、Bambi100のコースの試走40km(1周)をやってみました。

bambi100mileイベントとは!→コチラ

 

vivobarefootで裸足感覚を養いながらマフェトン理論で淡々とジョグ。登りはポールワークで脚を助けながら8時間でなんとか行けました。

 

下りで左脚からの着地をしたくても身体が拒否をするので着地は必ず右脚で左脚が補助的な感じ。

 

ずっとこの状態ならいずれ庇う脚も故障してしまいます。

 

案の定8/26のBambi試走後の診察で膝の水を抜いたのと、9/4YTTのイベント後の診察でもう1回、、、

 

まずは筋力アップが最優先だと担当医が仰るように左右の脚の筋力差をなくすトレーニングを中心にやることを再確認。

 

まだまだ正座もままならない状況ですが少しずつ前へ進んでいます。

藤原京にて

 

雑誌取材にて

 

大峰整備にて

 

 

 

Bambiコースの整備にて

怪我しながらもボチボチ活動しています。。。

 

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槍ヶ岳 北鎌尾根 DAY2

北鎌尾根2日目。
2021/8/24 AM4:00

昨晩はアドレナリンが出まくっていたのか交感神経優位の状態でとても眠りの浅い夜でした。
どんな状況でもリラックスできる環境づくりをできないと疲れが溜まっていく一方なので反省。

テントに叩きつける風の音と振動、明日体験するであろうスリルのある岩登りのイメージなど色々緊張することが多い夜だった。

目の前にある北鎌独標はガスがかかったり晴れたりを繰り返している。
天気はなんとか夜まで持ちそうだ。

 

早速朝食の準備に取り掛かるがイマイチ食欲が湧かない。
それでも食べないと後半の踏ん張りどころで元気がなくなるので、
ZIPロックに入れ替えたバリバリに砕いた日清どんべいを取り出し湯を注ぐ。
出汁が身体に染みてあったかい。
消化のいい物って大切だな。

 

さて本日の行程。
独標手前のP9あたりから槍ヶ岳まで直線距離で2kmほど。
しかしこの2kmを侮るなかれ。

 

なんせいきなりの独標はトラバースせずに直登を選択するHaru氏なのだ!
グレードはⅢ〜Ⅳですが本日アルパインデビューの我々としては緊張度MAX!

赤の点線は実際に攀じたルート。
普通は千丈沢側をトラバースみたいです。

 

 

AM5:30 行動開始。

 

 

 

 

 

※赤の点線は登攀ルート。

不安定な根っ子の上を歩いてまずは取り付きまで。
アンカーを構築してセルフビレイ。

 

 

ここでの写真が全くないのはギアのセッティングで余裕がないということです笑

そりゃ命優先なのでそうなりますよね。

 

第1ピッチHARU氏リードで私がフォローに。

 

出だしから壁に生えてる木をガシッと掴んでモンキークライム的な野性味溢れるパワフルなクライミングでスタート。

 

なんなく終了点に辿り着きセカンドは私の番。
ぺツルのマイクロトラクションを駆使して登攀開始。
フォールした時にしっかりブレーキが効くことを確認して登り出す。

 

高度感はあるが難しい感じはなかった。
ただフリーで行く気はしないが。。。

 

ラストOka氏の登攀時に撮影ができた。

残置スリングを回収しながら登るOka氏。

 

独標手前まで3ピッチでいきました。

 

 

 

 

高度感サイコー。

 

 

 

 

 

 

 

 

3ピッチ目終了点にて。
ここまできて安堵の表情が伺える一瞬。

 

 

 

AM8:00 独標手前ハイマツの中を進む。

 

 

 

独標を越えてからはアップダウン、トラバースが多くルートファインディング必須。踏み跡を追いがちですが、基本尾根を外さずに行けば問題ないかと。

 

 

 

 

 

 

 

足元ザレザレ。

 

 

3点支持を確実に実践していれば問題なし。

 

 

西鎌尾根方面。

 

 

 

時よりガスは発生しているが雨は降っていない。

 

 

 

北鎌尾根からだと小槍がよく見える。

 

 

 


うん!頑張る!

 

 

 

PM12:30 北鎌平。
独標の直登、トラバースのルーファイミスからの復帰に結構時間がかかってしまった。

この時点で登頂してからの小槍に行けるかどうかが微妙に、、、
行けて小槍のみチャレンジか。

 

 

自分の生前に設置された看板を見るだけでなんか勇気をもらえる。

 

 

 

ラスボス、チムニーの手前も直登。

 

 

 

ラストのチムニー到着!

 

 

 

フリーでも行けそうだが、無理せず確実な方法で。

 

 

 

 

次にセカンドで自分の番。
なんなく登れてラスト頂上直下も直登ルートで登りたかったが岩が脆く下に登山者の方もいたので無理せず巻いて登頂。

 

 

 

 

ラスボスをクリアしたOka氏。ええ顔してます。

 

 

 

あと少し!

 

 

 

歓喜の一瞬。

 

 

 

 

PM15:20 槍ヶ岳山頂。
北鎌尾根、無事終了。
時間的に小槍は断念する結果になりましたが、内容の濃い山行でした。
気が抜けないルートではありますが、バリエーションを目指す人はぜひチャレンジを。

 

 

 

PM16:00 下山開始。
飛騨乗越より飛騨沢へ。
雷鳥の親子が見送りに来てくれた。

 

 

ちょうどこの辺りから雨が降り出す。
今回の山行は立ち上がりと終わりで雨が降り、核心部は晴れといういつもの逆パターンだったので不思議な気分だった。

 

沢の増水も気になったが、新穂高までのCT6時間を55%で下って19:00過ぎにゴール。

営業している温泉を見つけるのに苦労したが帰りの道中に高山に寄って温泉で身体を癒し、ラーメン食べて帰路へ。
怒涛の2日間。
共に過ごしたメンバーに最大の賛辞と感謝を!

 

 

 

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八ヶ岳全山縦走 2021/7/29

山の天気予報では問題なし。

しかし麓の町は曇り雷みたいな不安定な予報。

とりあえず現地に行って考える事に。

実に何年かぶりかの八ヶ岳だが全山縦走は初めて。

CT(コースタイム)70%で設定して計画してみた(休憩込)

朝9:00にスタートしても翌日の深夜から早朝にかけて終わる予定なので蓼科山でご来光くらいの気持ちで行きましょうといった感じ。

諏訪湖SAで仮眠と朝食を済ませてスタート地点の観音平へ。

現地に着くとそれはもう快晴で、観音平駐車場も登山客の車でいっぱいになっていた。

ゆっくりスタートしても良かったが不安定な天候の中、昼過ぎに各心部を歩くより午前中で赤岳〜横岳を越えるくらいでということで早めのスタートに切り替えた。

6:30観音平スタート。

いい天気。

 

 

広がる景色。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなかの急登。

 

 

 

 

 

 

 

AM8:23編笠岳 1座目
山頂はガスってましたが無事登頂。2時間かからずでこれてまずまずのスタート。景色が見れなかったのは残念でしたが・・・

 

 

 

 

途中ガスが晴れて青年小屋が見えた。

 

 

 

AM8:30青年小屋。
ここで一旦小休止。
遠い飲み屋サイコーw

 

 

 

 

 

 

 

振り返ると編笠岳。こっちから見るとええ形しとる。
この晴れ間も一瞬でした。

 

 

 

 

 

次は権現岳へ

 

 

 

 

岩場が増えてきて楽しくなってきた!

 

 

 

 

 

 

 

AM9:45 権現小屋(お休)

 

 

AM9:50 権現岳 2座目
修験道の霊場らしく何か大峰と通じるものを感じたような・・・

 

 

 

 

名物ハシゴ。

 

 

 

長そうに見えてそんなに長くない。

 

 

 

 

ところどころで景色は見えるがすぐに隠れる。

権現を過ぎてキレット小屋までは基本下りが続く。スピードをあげたい区間だが結構急坂で雨もポツリと降り出したのでセーフティに行くことに。

 

 

 

立派な道標。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこれ?

 

 

 

 

次なる目標の赤岳方面が見える。
土の色が明らか違う。なんかかっこいい。

 

 

 

 

AM11:00キレット小屋(休み)
ペースは変わらずいい感じでしたがここで結構雨が強くなる。
軒下で雨宿りしながら小休止。小雨になるまで待機。少しゴロゴロ鳴り出した。

 

 

 

雨も小康状態になりキレット小屋を後にして赤岳を目指す。
思った以上に急登でゼーゼーハーハーでした汗

 

 

 

中岳、阿弥陀岳が一瞬見えた。

 

 

 

登って、、、

 

 

登って、、、

 

 

 

 

もうちょい。

 

 

 

あと少し!

 

 

 

 

PM12:20 赤岳山頂 3座目
八ヶ岳の主峰に到着したもののガスガスだw
景色が見れない分、すぐに行動開始。

 

 

 

 

 

 

 

PM12:40赤岳天望荘(営業中)

 

 

 

 

 

キーマカレー補給!
山で食べるごはんは美味しいの一言。
ここで水を購入して3人で分ける。

PM13:20に横岳に向けて出発。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PM14:10 横岳山頂 4座目(手が5!)

相変わらずゴロゴロ鳴っているが遠方のような。
天候が悪化しないうちに次の硫黄岳を目指す。

 

 

 

PM14:30 硫黄岳山荘(休み)
少し小走り気味でCT50%に。

 

 

 

 

PM14:45硫黄岳山頂。5座目
爆裂火口が見れなくて残念でした。
次に目指すは天狗岳。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏沢峠が見える。
これも一瞬の間。

 

 

 

下りは結構ザレていて走るにはリスクが高い。
ヒュッテ夏沢は休み。

 

 

PM15:50 箕冠山の分岐

 

いいペースで来れていたがメンバーの体調がすぐれないため根石岳山荘へ。
ここでチームを分けてそのまま先を行くメンバーと素泊まりして次の日に下山するメンバーに分けるか検討。
山小屋の方にも相談に乗っていただき下山方法など検討したが、ここからの下山ルートはあるが麓に降りてからが面倒ということで、このままペースを落として進むことに。

 

PM16:35 根石岳 通過。

 

 

 

ラスト天狗岳への登り。

 

 

 

PM17:00 東天狗岳山頂。6座目
西天狗は見えなくて行かず。
雷鳴が鳴り響く方向へ進んでいる汗

 

 

 

 

PM17:30 中山峠

 

 

 

この辺りから苔の世界が。
雨模様とあって苔も元気だ。

 

 

 

 

PM18:00中山展望台通過。
この辺りから雨が再び強くなってきた。

 

ここから高見石小屋まで距離にして1km程度だがとても長く感じたのと、かなり石が滑りやすくなっていて足元に神経をすり減らした。

 

そしてそのタイミングでメンバー1人が滑って転倒。
腰を強打したらしく足に力が入らない。
動けない訳ではないのでゆっくり進み出す。

 

そして高見石小屋まで後少しというところで一気にゲリラ豪雨と雷のオンパレード。小屋はお休みでしたが軒下で雨を凌ぐことができたので良かった。

 

PM18:40高見石小屋。
後少しで麦草峠。雨がかなり強かったので2時間ほど軒下で停滞した。
雨が止んだのが2時間後の20:30前後。
あたりはすっかり暗闇の世界になったが、雨が降る中仮眠をとったり食料を補給したりして過ごしたので良い休憩になった。ちょっと寒かったくらい。

 

 

そこから準備して再スタートしたがメンバーの脚の調子が悪く麦草峠まで行って終了しようということに。

道中、白駒ノ奥庭で見た夜空いっぱいの星は圧巻の一言でした。
こういう時一眼必要だなとつくづく思います。

 

PM21:15 麦草峠。

 

ここからタクシーで観音平に戻ってもお金もかかるし、時間はあるので茅野駅まで歩くことに。

距離は30kmほど。

途中、駐車場でごろ寝したりコンビニで朝飯食べたりしながら茅野駅に着いたのは始発の30分前。

 

総距離は50kmと縦走距離を遥かに越える結果となったが楽しい時間でした。

詳細はこちら

さて次はどこへ行こうか!

 

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北海道遠征レポート。大雪山縦走DAY1

久しぶりに2泊3日のテント泊で北海道へ。

 

最近はロングイベントはあるものの無泊のランスタイルの為、道中は東屋や道端でのゴロ寝が多く、荷物を担いで山に入るのは久しぶりだ。

 

ファストパッキングで水・食糧を除いた装備でベースウェイトは7kg。ベースウェイトとしては重たい方だが、カメラ、ソーラー充電器具、テンカラ道具、傘など試したい道具と北海道ならではの装備が加わっている。

 

その他は11月のOMMで使用する事が多い道具がほとんど。軽量化の為に食糧はお湯で戻すモノが大半を閉める。

 

今回藪漕ぎが多い縦走路と認識していたので水は最低でも2.5L持つように意識をしていました。行動食はジップロックにDAY1〜DAY3まで振り分けて、1,000kcal分は食べるようにした。あと必須道具としては濾過器。道中、雪解け水、湖?沼!で水を汲むこともあり、気をつけないとエキノコックスを発症してしまう可能性があるみたいです。

 

場所は北海道大雪山。

スタートは旭岳登山口、ゴールは十勝岳麓の白金温泉郷の約70kmのルート。
ファストパッキングで2泊3日の計画を立てた。

コロナ禍の中で判断が難しいところでしたが、感染対策をしっかりとった上で決行することに。

 

関空からソーシャルディスタンス。

歩いて搭乗するスタイルはなんか好きだったりするかも。

 

 

機内は乗客も少なく快適な2時間を過ごしました。

 

 

 

新千歳からは電車で旭川駅まで移動。盆明けとあって人もそこまで多くなくてトラブルもなく移動できた。

 

駅に着いてからは明日の準備として機内に持ち込めないガス缶を購入しにアウトドアショップへ。※旭岳ロープウェイの売店にもプリムスの販売あり。

 

準備の日の話はそこそこにして、こちらに来て真っ先に感じたのは涼しさでした。以前も来た事があるが、やっぱりかなり涼しい。最高気温は30℃に届かず、夜も16℃前後。

 

夜は羽織るものが欲しいくらいで、2,000m以上の山ともなれば寒い事が予想される。※実際3日目になかなかの体験をするのだが・・・

8月18日(火)
曇時々晴  28℃/16℃(最高気温/最低気温)
降水確率:20%
信頼度:A

 

4:00起床。
絶好の登山日和。

前日に予約したタクシーに乗って5:00に出発。

 

 

 

 

 

 

 

 

6:30の始発で出発です。

 

 

でっかいなぁー北海道。

 

 

 

AM6:40 姿見駅
登山ポストがありましたが、ネットで事前に登山届けを出していたので問題なし。今回のメンバーである @OKA MOUNTAINさん。山のぼる美容師!シャレオツな人です。

 

 

AM6:45
快適な気候に容赦ない日差し。
先ずはウォーミングアップもかねてゆっくりスタート。

 

 

 

大雪山連峰の主峰で標高2,291m。北海道最高峰。

 

 

今回縦走するトムラウシ、十勝岳方面。
以前歩いた事のあるアメリカ西海岸(JMT)の雰囲気に似た感じがした。

 

 

 

 

 

 

 

AM7:45
八号目到着。
今回のメンバーは3人で、もう1人のKさん。
OMM LITEではMTBの部でベスト10を達成したバディでもあり、海外レースなどでもご一緒している同い年の同志です。

 

皆さん脚力があるので着いて行くのも大変ですが、今回の旅のコースタイムを1とすると0.7くらいのペースで行動していました。

 

 

 

 

 

 

 

AM8:10
旭岳山頂到着。
天気が良すぎて言うことなし!とにかくサイコーな時間です。

 

 

雪渓を目の前にすると歩いてしまうやつ。
※実際は歩きません。
そして今回の旅の水分補給のほとんどがこの雪解け水でした。

 

旭岳から間宮岳の道中の下りザレ場は結構滑りました。

 

 

 

鞍部にはキャンプ適地があります。
どこで張っても良さそうな感じですが、何となく区画がありました。

 

 

旭岳を越えてからは多少アップダウンはあるものの高低差はそこまでないので快適な稜線歩きが楽しめます。

 

 

歩いた道を振り返る。

 

 

熊ヶ岳方面。残雪が多いとパンダに見えるそうで。

 

 

 

分岐到着。
ザックを置いて間宮岳へ。

 

 

 

山頂付近はかなりの広尾根。野球できる。

 

 

 

AM9:05
間宮岳到着。
あまりにも広い大地でここが2,000m以上の場所に感じない。どこか違う惑星にいるかような錯覚。行った事ないですが・・・

 

 

 

次に目指すのは白雲岳。

 

 

 

高山植物。

 

 

 

 

 

 

 

 

この尾根歩きは楽しかったなぁ。

 

 

 

分岐到着。
層雲峡方面からの登山者もちらほら見受けられた。
ここから白雲分岐へ。

 

 

 

AM9:50
北海岳到着。

 

 

 

御鉢平方面。

 

 

 

正面に白雲岳。遠くにトムラウシ山が見えている。
近くに見えているのに実際は遠いやつ。

 

 

目前に白雲岳。そのまま直登できそうなルートがあったが通行止めになっていた。

 

 

 

どこを切り取っても良い感じになる。

 

 

 

AM10:45
白雲分岐に到着。
ここでプチ会議。このまま山頂往復で1時間プラスとすると忠別岳避難小屋の到着時刻に影響が出るので今回はスルーする事に。

 

 

 

AM11:00
白雲岳避難小屋、現在は改装中。
棟梁の話だと今シーズン中に終える予定だそうだが、若干遅れ気味・・・
雪が降るまでに完成させたいそうです!
ありがとうございます!
よろしくお願い致します。

 

 

 

ここの避難小屋に水場がありますが、こちらの天然っぽい場所で補給。
濾過して煮沸しておりますのでご安心を。

 

 

 

ここから忠別岳までの道のりは明確で近く感じるが、実際は8kmほどあり仕切り直しという事で、ここで小休止を取り各自ご飯系のものを補給。

地図の等高線と見比べながら歩くとすごく勉強になる場所でした。

 

 

この稜線歩きはマジでおすすめしたいコースです。

 

 

 

 

さっきの雪渓方面に下るルートは写真の通り閉鎖中。

 

 

 

個人的には初日のベストロケーション。
白雲岳避難小屋〜忠別岳のルート。
左に切れ落ちている地形はヒグマが多いみたいで、登山道閉鎖中。
下の沼ではハイキングしている方が肉眼でやっと見える感じ。
標高差は300mくらいだがお互い手を振ってコンタクトが取れた。

 

 

 

 

 

 

旭岳方面を振り返る。

 

 

 

 

出てきたハイマツ帯!これからの藪漕ぎの予行練習といった感じだろうか。

 

 

 

ルートは明確ですが、ガスってると間違いやすいかと。

 

 

 

 

 

 

 

忠別沼。

 

 

 

いやぁー楽園感ハンパないっすねー。

 

 

近寄って水中に注目する。

 

 

 

エゾサンショウウオ!

 

 

 

最高のロケーション。

 

 

 

 

PM14:30
忠別岳到着。

 

 

 

PM2:55
本日の目的地である忠別岳避難小屋が見えた!

 

 

 

 

この分岐から避難小屋に下ります。

 

 

PM3:25
忠別岳避難小屋に到着。
頑張ったらヒサゴ沼避難小屋までいけたと思いますが、無理をせずゆっくりする事に。

 

 

今回のシェルターは「Dirigo2」白です。
2人用ですが今回は贅沢に1人で使用しました。
重量800gなので自立式テントよりも軽く居住性もありとても快適でした。

気温は5℃〜10℃とOMMよりは暖かい気候。
OMMのMountain Raid1.6にKlymitのイナーシャでバッチリでした。

 

 

各自テントを設置して1日を振り返りながらOKAさんが用意してくれていたビールで乾杯。焚き火をしながらまったりとした時間を過ごしました。

そんな時にキツネがひょっこり現れたりしたので、他の動物が近くにいそうで何やら気が抜けない感じになりましたがその夜はぐっすり寝ることができました。

 

夜には雨が降り出し、残りの工程の天気が気になる所でしたが先ずは初日に素晴らしい景色を見れた事に感謝。明日も頑張ろう!
DAY2に続く・・・

 

 

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OMM JAPAN 2017 NOBEYAMA KOGEN 備忘録。

 

2015年のOMM嬬恋はスコアロング。

2016年OMM大町はストレートロングでDNF。

そして今年のOMM野辺山はストレートクラスBでリベンジを目指す。

昨年大町のストレートでは後半のコントロールを見つけれず初日失格の悔しい思い出がある。※2日目はコンプリートできたが時間切れでした。

 

その時の反省点としては2つ。

一つは前半早く動くことを意識しすぎて休憩をせずに補給を怠った結果、早々に脚が攣った事。

もう一つは寒さ>軽さになった事。

レース開始後3時間くらいで脚が攣りだしたので、パックウェイトの影響も大きかったのではと感じています。※10kg前後背負ってた。

 

この反省を踏まえ今年の装備。

OMM2017ギアリスト

 

今後OMMレースを検討されている方にも参考になるように記録をと思いギアリストとしてまとめました。

背負う道具、着る道具、消耗する道具を別々に記載しております。

今回ベースウェイトで3,821g、消耗品で2,736gなので背負う重量は6,557gです。
シェルターはバディが担いでくれました。※HMG 540g

OMM Phantom25で挑みましたがすごく走りやすかったのが印象です。

上下動の走る動きに対して揺れないのが改めて凄いなと思いました。

体験されたい方はいつでも店主に言ってください。MYザックで体験できますので!※藪漕ぎに対する耐久性は・・・ですが。

 

野営に関しては正直言って「寒かった」です。

寝袋 in ヴィヴィが上手く行ったと思ったのですが、朝方結露で湿気ました。

ただ我慢できない寒さではなく寝てるのか起きてるのかよくわからない状況でした。

失敗は手袋で暖かい藪漕ぎに強いの探します。結局テムレスなのか・・・

 

結果的に完走はできましたが、例年と比較すると難易度は低かったように思います。皆のレベルが上っているとも言えるのでそこは素直に喜びたいですね。3年連続バディを引き受けてくれた相棒に感謝でございます。

総合27位。
Straight B
2日目のイージーミスが響きました(泣)

 

OMMの醍醐味は何と言っても「読図」です。
普段、ご自身のホームマウンテンに25000/1の地図を持って行くだけで新しい発見があって楽しいと思います。こんなルートもあったんだなどなど・・・

 

初めて参加されたお客さんと話していると、最初は楽しめたらOKだった気持ちが1日目の順位を見て「案外いける!」となって、2日目の戦略立てたり、反省会したりで上位を目指すようになっていた。終わってみれば装備をもっと軽くすれば良かったとか、次出る時はみたいな会話でもう来年に照準を合わせている感じ(笑)。

 

あと、今回使用した装備は3シーズンのテント泊装備のベースとなります。つまりこのままファストパッキングで縦走ができるんです。食料やスリーピングギアをもう少し充実させる事も可能ですし、一泊二日の距離も見直すことができると思います。気温に対しても自分はこの気温で寝る事ができたなどメモを残しておくと次回に活かせると思います。

 

今後はファストパッキング装備のご相談やハマると楽しい読図の講習会等も実施していきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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