Doi Inthanon Thailand 2022 by UTMB 遠征

2019年のTrans Cheju以来のトレラン海外遠征。
場所はタイのチェンマイにあるDoi Inthanon国立公園。

 

今、トレイルランニングの人気が高まっているアジア。その中でもタイは多数の熱心なトレイルランニングファンのコミュニティがあるのに加えて、政府の推進するスポーツツーリズムの柱としてトレイルランニングが重視されていて、国際的なイベントが相次いで開催されています。

 

12月8日から11日にかけて、タイ北部のドイ・インタノン国立公園で開催される、Doi Inthanon Thailand by UTMBは、タイを代表する国際的なトレイルランニングイベントとして注目を集める大会です。2020年2月に “Ultra Trail Thailand” として開催されたのち、新型コロナの逆風の中で昨年2021年12月には “Thailand by UTMB” としてリニューアル。今回は大会名を新たにして「UTMBワールドシリーズ」のイベントにラインナップ。アジア・パシフィックの「メジャー」との位置付けに加え、上位入賞選手にウェスタン・ステイツへの出場権が認められる “Golden Ticket Race” にアジアから初めて加わるなど、話題が豊富な大会となります。

大会のフラッグシップ、距離170kmで累積獲得高度10,045mD+のSUMMIT 160は、新たに設定されたタイの最高峰・インタノン山の山頂を通るコースで開催されます。西暦2022年の今年はタイ太陽暦で2565年となりますが、その年に標高2565mの山頂に登ることになります。
※以上Dogsorcaravanより引用

 

結果から言うとA3の35km地点でDNFでした。
準備不足でしかない結果に悔しい気持ちもなく呆気なく終わりました。
スタート直後はすごく気持ち良く走れたのでひょっとしたらという気持ちがよぎりましたがA2を過ぎてからの下りで転倒してから走れなくなりました。

痛み止め飲んで再開しようか迷いましたが今後山に登れなくなるのも嫌なので辞めました。その後は仲間の応援に周り会場近くのエイドでサポート。

 

A3でDNFした地元のタイの選手とも交流がありリタイヤしててもみんなとても楽しそうでした。タイではトレイルランニングのカルチャーが若者にもしっかり根付いているなと感じるひとときでした。

 

今回のブログは来年この大会に出てみたい方に向けての準備を中心に書いていきたいと思います。完走してませんが。。。

 

今年は12/8〜12/11の開催で受付は12/8と12/9の大会当日。
100mailesを目指す方は12/8がベターですね。
タイは冬でも非常に暑く12月の日本から到着して直後だと体が慣れてません。
もっと早くからタイに入ることが可能であればしっかり順応できると思います。

 

自分は12/7(水)の午前のフライトで15:30にはバンコクに着きました。次の国内便のフライト予定は12/8(木)6:30とトランジットの時間が長い。フライトまで15時間はバンコクで過ごさないといけないのでバンコクで宿を探してタクシーで10分ほどの所に泊まりました。宿はHotels.comかBooking.comで簡単に見つかります。

関空の荷物預けの時に一旦バンコクで空港を出たいと相談すると「では一旦荷物をバンコクで受け取るように変更しますね」と言われたので何も言わなかったら預けた荷物はチェンマイまで行ってしまうようで・・・受付で確認しておいて良かったと思う一瞬でした。バンコクで荷物を受け取りスムーズに入国できました。

空港近く滞在ホテルのご近所。結構日本語看板が多い。

 

屋台にはガパオライスやカオマンガイなど種類も豊富。何より価格は大体40バーツほど。2022年12月現在で150円ほどでグッドプライスです👍

 

これで150円は安い!
しかし空港のスタバやマックだと普通にセットで400バーツくらいする(1500円!)

 

2件目は地元の人で賑やかなこちら。

 

おすすめがこちらのようで・・・ナマズ、、、
タンパクなので野菜巻いて甘辛のタレをつけて食べると美味しかった。

この店はウイスキー持ち込み可みたい。

 

タイは水道水が綺麗ではないので基本コンビニかスーパーで買う。今回はレンタカーを利用していたのでスーパーでまとめ買い(600ml12本で150バーツほど)して車内に保管。

 

タイのホテルのシャワーの水圧は弱めが多いような気がします。基本電気の湯沸かしシャワーがあるけどまぁぬるい。水の可能性も大。やっぱり風呂には浸かりたいよね。

 

山やってる人はすぐに慣れると思うけど、基本トイレで紙は流さない。
トイレの横にハンドシャワーがあってそれで洗う。水圧が異常に高いので気をつけるべし。結構苦戦しました、、、

 

翌日、無事国内線に乗ってチェンマイへ。チェンマイ空港でこちらの看板がお出迎え。

レンタカーもスムーズに借りれて空港から90分かけてドイインタノン国立公園へ。レンタカーにナビはなし。グーグル先生がいれば大体迷わず運転できました。日本からシガーソケット用のUSB充電器を持ってきていたので2人とも充電しながら移動できました。

 

 

交通ルールもほぼ日本と同じなので難しさはなし(赤信号でも随時左折可)。ただ圧倒的にバイク人口が多いので至る所からバイクが抜かしてきます。普通に走ってたらぶつかることはないと思いますがほんと怖い。

 

また一部の車はスゲー早くて後ろにべったり付いて片側1車線の山の中でもガンガン抜いていく文化(日本だと煽り◯◯級ですが決して嫌がらせではない)。

 

無事現地に到着してからはすぐに受付行かずにご飯食べたり、出店しているメーカーさんと話したりと充実した時間でした。

レギュレーションのチェックは正直なところ人によるでしょうね。
自分をチェックしてくれたのは学生さんっぽい子で道具を知らないようで見せながらこれはヘッデンで!とかエマージェンシーとか説明してましたw

 

受付を終了したら宿に戻って準備をするだけ。
ドイインタノン国立公園付近にもキャンプ場はたくさんあるのですが、ホテルアプリで検索しても出てきません。もし次回参加するならキャンプ場(ロッジやテント)を予約しておいてBASEにするのも良いなと思いました。

 

今回宿泊したのは会場からチェンマイ方面に向かって車で25分くらいの場所にあるリゾートホテルが集まるエリア。

池を取り囲むコテージでした。値段は安くて1人5000円くらいでしたがキャッシュオンリーとは!部屋はとても広くてとてもリラックスできる良い空間で本当に大会前かと錯覚を起こすくらいスローな時間が流れる場所でした。

 

時間があったので散歩がてら近くを散策に。

タピオカはタイもイチオシでした。

 

近くの寺院。
タイ(チェンマイ?)では犬はほぼ放し飼い状態なのか凄い勢いで吠えながら走ってくるのでかなりビビりました。野犬も多いみたいで注意ポイントです。

 

 

晩御飯は宿の近くの屋台でカレーを食べました。やっぱり屋台おすすめです。安いし。

マッサマンカレーに

お肉ホロホロのカレー
どれも味見させてくれたので食べたいやつ選べました。

 

大会当日の朝はホテルが用意してくれたバイキング形式で朝食を。
100マイルのスタートは10:00なので会場に8:00着くらいに設定。前日に朝食の時間希望を7:00と伝えていたので段取りはバッチリ。

ブッフェスタイルでお粥はとても美味しい。

タイの食べ物は香辛料が多く使えわれているし基本辛いので体に合わない方は日本から準備していく必要ありですね。

 

またレンタカーで会場へ行く場合の駐車場ですが、徒歩15分〜30分圏内に4か所ほど公式無料駐車場があります。どこも無料なのですが、会場付近の路駐がひどいので対向する時はお気をつけて。

 

レース内容に関しては完走者のレポートを参考にしてもらうとして(DNFなので汗)アドバイスがあるとするならば熱中症対策になるかと思います。できるだけ早く現地で体を慣らすのが一番。あと現地の食事はレース前は控えめに。終わってから屋台でシンハーと辛物でぐいっと祝杯をあげてください。

 

またレース後は帰りのフライトまで時間があればチェンマイ観光をぜひ。ナイトマーケットの活気は一見の価値あり。またチェンマイ郊外にトレランとカフェの併設ショップもあるのでレンタカーの方はぜひ行ってみてください。

 

最後になりますが、控えめに言って『タイ最高か!』です。
次回来る機会があればCOFFEE農園を巡りたいと思います。
ではコップンカップ!

 

 

 

Yosemite
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Lake Biwa 100miles

2021年はUTMF、UTMBの2本の100milesを目標にしていたが、どちらの大会も中止、及び延期(出走権の繰越)に。トレランに関しては今年はFKTで遊ぶくらいかなぁと思っていた矢先に飛び込んできた新しい大会情報が「Lake Biwa 100」でした。RDはプロトレイルランナーの丹羽薫さん。

 

ちょうどUTMBの出走を繰越したタイミングだったし、その練習の成果をここで出せればいいなと思いエントリーしました。
ただし「書類選考レース」なのでボタンをポチるだけでは出れないもどかしさ。
これで選考に漏れたら年内のレースはナシである。

 

以下、大会要項
「関西屈指の山岳エリア(鈴鹿山脈、比良山地等)1,200m級のテクニカルで美しい稜線を縦走する、海外の本格的な山岳100マイルレースと肩を並べるレベルのレースとなります。走力はもとより山岳を踏破するために必要な総合的な能力かつリスク管理能力が問われます。

滋賀県が誇る琵琶湖をとりまく山々の、バリエーションに富んだコースと美しい景色、そして最大級の挑戦を楽しんでいただけます。制限時間は長めに設定していますが、完走すること自体が大きな挑戦となるでしょう。以下大会要項を熟読のうえ、この超難関100マイルの攻略に挑んでください。」※公式ページより

 

関西人なら馴染みのある山域だし、自分自身もいつか鈴鹿山脈オールルートとかやりたいと思っていたので、御在所岳から南の状況が知れるとあって嬉しさ半分の気持ちもありました。

 

そして運命の8/13日。
一通の出走確定メールが届く!
スタートまで2ヶ月ないくらいの中、約1ヶ月前にA5〜A7まで試走をしました。(本当はゴールまで行きたかったが50kmで12時間かかってしまってタイムオーバー)その他アルパイン、沢登り、中距離走したりとクロストレーニングで当日を迎えようとしていたところ、、、

 

9/15に沢登途中で脇腹強打。⇦完全に自分の不注意で肋骨にヒビが入る。
レースが10/1の9:00スタート。正直出場が絶望的になったと思った。
呼吸するだけで痛みが伴い寝るのに必死だったので(汗)

 

かかりつけ医にアドバイス求めたら「動くな!」と「しっかり食べて寝ろ!」でした。要は絶対安静。

 

15日間でどれだけ回復するのか?レース当日までノーランでいけるのか?
不安だらけでしたが毎日身体の状態を見ながらエアロバイクを漕いでました。

 

レース2日前にようやく違和感程度になって近くの高取山へ状態チェックの為に山に入る。

 

恐る恐るジョグで進んでみると意外と骨に響かない!これはイケると思って強度上げると鼻が詰まったので鼻を摘んで「ふっ!」ってすると強烈に痛みが…あかんやん(汗)

それでも走れることになんとかなると思ってスタートラインに立つ事に。
途中で痛くなったら辞めたらいいわくらいの感じだったのでいい意味でリラックスできていたかもしれません。

 

↓ここで実際のコース

長い!果てしない!いけるか俺!
内心不安だらけでしたがいつも通り淡々と動き続ければ完走できると思う楽観主義者的な考え方。ここ1年FKTで長い距離を走った経験はあるが公式マイルレースは2018年UTMF以来2回目。

 

標高を表したチャート

 

それぞれのASのチャート。

 

 

ここで必携装備やデポバッグのルールについて
赤丸に関しては個人的に必要と感じたもの
来年度チャレンジされる方に少しでも役立つ情報を記載したいと思います。

◆必携装備
山岳の長距離トレイルランニング競技に適した服装・シューズ・バックパック及び以下必携装備を必ず全行程で装備した上大会に臨むこと。

1.ナンバーカード:1枚配付
※身体の前面(トップス等)の見えやすい箇所に装着のこと。
2.スマートフォン
※コースのGPXファイル及び、GPXファイルを表示するための地図アプリを事前にダウンロードのこと。
3.GPS端末(IBUKI)・充電ケーブルTypeC:貸出
4.ライト:2セット(予備電池・バッテリー含む)
5.モバイルバッテリー(スマホ、ライト、IBUKI充電用)
6.レインウエア上下(透湿防水性能があり、シームテープで防水加工してあるもの)
7.保温用長袖ウェア及び足首まで覆う長ズボン(膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせは認める)◉ウインドシェル出番多い
8.保温用帽子及び手袋(鎖場も多いため滑りにくいもの)◉個人的には必須。岩稜帯で手を着くときに怪我の防止になる。防水じゃなくて指ぬきタイプで充分。
9.食料(1,000Kcal程度以上)・飲み物(1.5L 以上)
10.マイカップ
11.サバイバルブランケット(130cm 以上×200cm 以上)
12.ファーストエイドキット(消毒薬、テーピング等)
13.健康保険証(コピーは不可)
14.マスク(感染症拡大防止対策)
15.携帯トイレ
16.熊鈴
17.点滅ライト
18.ホイッスル

◆推奨装備
1.現金・交通ICカード
2.日焼け止め・サングラス・ワセリン◉晴れたらこの時期めっちゃ暑いので必須
3.携帯型浄水器
4.着替え
5.コースマップ(紙)+コンパス
6.ストック◉ あるのとないのとは大違い。スピードを求める人はいらない(重いから)
7.筆記用具
8.タオル、ティッシュ◉道中トイレはあるがトイレットペーパーは無いことがある。ティッシュはあったほうが良い。
9.ナビゲーションができるGPSウォッチ
10.防水手袋
11.その他個人が必要なもの

◆選手のデポバック
デポバックを2つ用意できる。いずれもスタート時に大会本部へ預ける。
1.ゴール(比良レークハウス)行のデポバック(任意のバック)
2.以下AS3箇所用のデポバック。

デポバック収納用に大会が配付する45L大型ビニール袋に入るバック等を一つ用意すること。
デポバックは、ASから次のAS(スタート⇒AS3⇒AS5⇒AS8⇒ゴール)へ大会側が運搬する。

・AS3 余野公園(45km地点)
・AS5 田上枝公園(95km地点)
・AS8 還来神社(147km地点)

以下、想定されるデポバックの主な中身である。

・飲食料(飲み物、ジェル、固形食、インスタント食品、レトルト食品等)
・着替え、防寒着、レイン、シューズ
・救急用品、常備薬、タオル(大小)、ティッシュ、マスク
・モバイルバッテリー、電池、ライト
・リタイア時の衣類・寝袋等(公共交通機関や送迎車でゴール地点まで行く必要があるが、待ち時間が長時間になる場合もある)
◉デポが3回受け取れるメリットを活かす(食料の軽量化を図りやすい)
◉途中ロード区間が多いA3〜A5はロードシューズに履き替えるのもアリ
◉小型のクーラーバッグにアイシング道具及びアイシングスプレー
◉持ち運べる軽量バッテリーが3,4個と大きいバッテリーが1個
◉ワセリンは小まめに塗る
◉以前UTMFで胃腸の調子が悪くなった時にASの医師に正露丸を勧められて飲んだらめっちゃ調子良くなってしっかり食べれてるようになった。今では
常時携帯している。

実際の私の装備と結果はこちら

 

 

 

9/30前泊はゴールの比良レークハウスにて。

 

 

建物からすぐ横は琵琶湖。
この場所に絶対戻って来るぞと奮い立ちました。

 

 

 

 

 

朝は弁当の用意が。

 

 


スタート地点にて。
みんな強そうな方ばかり。

 

 

でこカフェでカフェインチャージ。めっちゃおいしかった。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

10/1(金)9:00運命のウェーブスタート。
ゼッケン76番の私は9:15分スタート。

前半A3までのタイムカットは20時間。距離は45kmで4500D+
スタート時はとても元気なので突っ込み気味になりますが走れる区間は少ないので無理はしない。
特にこの日は台風の風が凄くてやせ尾根では少しヒヤッとする箇所もあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天気も回復傾向で何よりでした。
10/2の朝方まで風は強かったです。

 

 

 

 

鈴鹿峠から油日山の山域は個人的にとても好きだがこの13kmはとても長く感じます。勝手に「鈴鹿スタイル」と命名しました笑
とにかくアップダウンの急斜面に悩まされます。

 

A3〜A5に関してはとにかく走れるかが重要。ここで歩くと大きくタイムに関わってきます。A3でロードシューズの選択もありかなと思いました。

 

A4〜A5の間にある矢筈ヶ岳は金勝アルプスに近く山容も似ていて景色も良いし岩場が多く楽しめる。暑かったが川も流れているのでドボンし放題。
この時期は残暑が厳しいので昼間は川があれば体を濡らして熱中症対策をしたほうが良い。

 

A5からは試走していたのでコースは明確。
それでも体は疲れているので600mの千頭岳、音羽山の登りで結構疲れる。

 

 

試走時、小関峠で水の補給ができればいいなと思っていて実際に小関峠のW1は非常に良い場所に設置してくれたと思います。

 

パノラマ台からの琵琶湖。

 

 

 

 

大文字からの夕日。

 

A6(北白川公園)に着いたのは10/2(土)18:13。
ここで15分の仮眠。

ここからはMarshall の池田さんもご一緒に。⇦先日のTJAR出場されてた勇者。

 

 

ここから比叡山まではなんとか水かぶったりして踏ん張って登り切ったのですが、流石に2晩目になると眠くて眠くて仕方ない。

 

こっからペースがガクッと落ちる。

横高山の手前で仮眠5分。
この時横になってものの5秒でイビキをかいてたそうな・・・のび太かw
しかも階段の木をベッドにしている。。。記憶があまりない。

 

別アングルw
池田さん貴重な写真ありがとうございます。
自分がどこでも寝れるという証拠。

 

A6〜A7の区間距離は24km。
試走時は6時間で行けたが、このレースでは9時間もかかってしまった。
所々で休憩したことが大きいが全体のスピードが落ちてしまった。睡魔対策は仮眠が一番だがどれだけ寝れば頭がスッキリするのかは不明。
一般的に昼寝は15分で脳が休まればスッキリするみたいだが、マイルレースではどうなのか?

 

グミやガム、ずっと噛んでいられるようなおつまみが良いというレポートを見たこともあるが自分なりの目の覚める技を習得できればと思う。

最終エイドA7還来神社到着。
到着は10/3AM3:30。リミットはAM6:20なのでゴールできる可能性はかなり高くなった。

 

時間的余裕があったので30分の仮眠。
そこから再度準備しなおして、AM4:30過ぎに神社でお参りしてスタート。
状態としてはかなり回復していた。

 

徐々に明るくなるトレイル。

 

眩しいばかりの日の出。
明けそめる様子はゴールへのウイニングトレイルそのもの。

 

 

 

 

共に登ったメンバーと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来れたことへのご褒美かと言えるくらい最高の朝でした!

 

 

ここから蓬莱山まではあと少し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「CIMORO」のRunning Packは大きなトラブルもなくその大役を全うしてくれました!最高のギアが誕生しました。追って情報を公開して参ります。

 

 

 

 

 

 

 

蓬莱山到着!

 

 

あとは下山のみですが、開店してないびわこバレイのトイレでしばし休憩。
自販機があったのでキンキンに冷えたコーラで祝杯モード。ここはオールシーズンで楽しめるいい所、おすすめです。ハンバーガー食べたかったな。

 

 

ラストはゴンドラ横の下山道から一気に下る。

 

街に降りるとそのまま琵琶湖へ一直線。

 

 

途中、アイスで体をクールダウン。

 

 

 

ゴール前になると自然と身体が動き出す不思議。

 

 

 

感動のゴール!
このまま琵琶湖へドボンといきたい所でしたが無理せずバックル頂きました。

 

 

大会開催が難しい中、選手と同じくらいのスタッフ人数でサポートしていただき感染対策をしっかり行ったオペレーションに感謝しております。全てのエイドで手厚く対応いただき多くの声をかけていただきました。改めてありがとうございました。

今後日本を代表するような素晴らしいマイルレースが誕生したと思います。
来年は更なる進化を遂げて開催されると思いますので興味のある方、100マイルレースにチャレンジしたい方はぜひこの高き壁を超えてもらいたいと思います。

 

スタートからゴールまで気づけばずっと一緒だった女王。色々ご迷惑をおかけしましたがマイルレースの楽しさを道中でずっと語っていただきとても勉強になりました。本当にお世話になりました!またビールでも!

 

装備や練習方法など完走の為に必要なスキルはお伝えできると思いますのでいつでも店舗へお越しくださいませ。
「Lake Biwa100」おすすめの大会です!

 

 

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八ヶ岳全山縦走 2021/7/29

山の天気予報では問題なし。

しかし麓の町は曇り雷みたいな不安定な予報。

とりあえず現地に行って考える事に。

実に何年かぶりかの八ヶ岳だが全山縦走は初めて。

CT(コースタイム)70%で設定して計画してみた(休憩込)

朝9:00にスタートしても翌日の深夜から早朝にかけて終わる予定なので蓼科山でご来光くらいの気持ちで行きましょうといった感じ。

諏訪湖SAで仮眠と朝食を済ませてスタート地点の観音平へ。

現地に着くとそれはもう快晴で、観音平駐車場も登山客の車でいっぱいになっていた。

ゆっくりスタートしても良かったが不安定な天候の中、昼過ぎに各心部を歩くより午前中で赤岳〜横岳を越えるくらいでということで早めのスタートに切り替えた。

6:30観音平スタート。

いい天気。

 

 

広がる景色。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなかの急登。

 

 

 

 

 

 

 

AM8:23編笠岳 1座目
山頂はガスってましたが無事登頂。2時間かからずでこれてまずまずのスタート。景色が見れなかったのは残念でしたが・・・

 

 

 

 

途中ガスが晴れて青年小屋が見えた。

 

 

 

AM8:30青年小屋。
ここで一旦小休止。
遠い飲み屋サイコーw

 

 

 

 

 

 

 

振り返ると編笠岳。こっちから見るとええ形しとる。
この晴れ間も一瞬でした。

 

 

 

 

 

次は権現岳へ

 

 

 

 

岩場が増えてきて楽しくなってきた!

 

 

 

 

 

 

 

AM9:45 権現小屋(お休)

 

 

AM9:50 権現岳 2座目
修験道の霊場らしく何か大峰と通じるものを感じたような・・・

 

 

 

 

名物ハシゴ。

 

 

 

長そうに見えてそんなに長くない。

 

 

 

 

ところどころで景色は見えるがすぐに隠れる。

権現を過ぎてキレット小屋までは基本下りが続く。スピードをあげたい区間だが結構急坂で雨もポツリと降り出したのでセーフティに行くことに。

 

 

 

立派な道標。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこれ?

 

 

 

 

次なる目標の赤岳方面が見える。
土の色が明らか違う。なんかかっこいい。

 

 

 

 

AM11:00キレット小屋(休み)
ペースは変わらずいい感じでしたがここで結構雨が強くなる。
軒下で雨宿りしながら小休止。小雨になるまで待機。少しゴロゴロ鳴り出した。

 

 

 

雨も小康状態になりキレット小屋を後にして赤岳を目指す。
思った以上に急登でゼーゼーハーハーでした汗

 

 

 

中岳、阿弥陀岳が一瞬見えた。

 

 

 

登って、、、

 

 

登って、、、

 

 

 

 

もうちょい。

 

 

 

あと少し!

 

 

 

 

PM12:20 赤岳山頂 3座目
八ヶ岳の主峰に到着したもののガスガスだw
景色が見れない分、すぐに行動開始。

 

 

 

 

 

 

 

PM12:40赤岳天望荘(営業中)

 

 

 

 

 

キーマカレー補給!
山で食べるごはんは美味しいの一言。
ここで水を購入して3人で分ける。

PM13:20に横岳に向けて出発。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PM14:10 横岳山頂 4座目(手が5!)

相変わらずゴロゴロ鳴っているが遠方のような。
天候が悪化しないうちに次の硫黄岳を目指す。

 

 

 

PM14:30 硫黄岳山荘(休み)
少し小走り気味でCT50%に。

 

 

 

 

PM14:45硫黄岳山頂。5座目
爆裂火口が見れなくて残念でした。
次に目指すは天狗岳。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏沢峠が見える。
これも一瞬の間。

 

 

 

下りは結構ザレていて走るにはリスクが高い。
ヒュッテ夏沢は休み。

 

 

PM15:50 箕冠山の分岐

 

いいペースで来れていたがメンバーの体調がすぐれないため根石岳山荘へ。
ここでチームを分けてそのまま先を行くメンバーと素泊まりして次の日に下山するメンバーに分けるか検討。
山小屋の方にも相談に乗っていただき下山方法など検討したが、ここからの下山ルートはあるが麓に降りてからが面倒ということで、このままペースを落として進むことに。

 

PM16:35 根石岳 通過。

 

 

 

ラスト天狗岳への登り。

 

 

 

PM17:00 東天狗岳山頂。6座目
西天狗は見えなくて行かず。
雷鳴が鳴り響く方向へ進んでいる汗

 

 

 

 

PM17:30 中山峠

 

 

 

この辺りから苔の世界が。
雨模様とあって苔も元気だ。

 

 

 

 

PM18:00中山展望台通過。
この辺りから雨が再び強くなってきた。

 

ここから高見石小屋まで距離にして1km程度だがとても長く感じたのと、かなり石が滑りやすくなっていて足元に神経をすり減らした。

 

そしてそのタイミングでメンバー1人が滑って転倒。
腰を強打したらしく足に力が入らない。
動けない訳ではないのでゆっくり進み出す。

 

そして高見石小屋まで後少しというところで一気にゲリラ豪雨と雷のオンパレード。小屋はお休みでしたが軒下で雨を凌ぐことができたので良かった。

 

PM18:40高見石小屋。
後少しで麦草峠。雨がかなり強かったので2時間ほど軒下で停滞した。
雨が止んだのが2時間後の20:30前後。
あたりはすっかり暗闇の世界になったが、雨が降る中仮眠をとったり食料を補給したりして過ごしたので良い休憩になった。ちょっと寒かったくらい。

 

 

そこから準備して再スタートしたがメンバーの脚の調子が悪く麦草峠まで行って終了しようということに。

道中、白駒ノ奥庭で見た夜空いっぱいの星は圧巻の一言でした。
こういう時一眼必要だなとつくづく思います。

 

PM21:15 麦草峠。

 

ここからタクシーで観音平に戻ってもお金もかかるし、時間はあるので茅野駅まで歩くことに。

距離は30kmほど。

途中、駐車場でごろ寝したりコンビニで朝飯食べたりしながら茅野駅に着いたのは始発の30分前。

 

総距離は50kmと縦走距離を遥かに越える結果となったが楽しい時間でした。

詳細はこちら

さて次はどこへ行こうか!

 

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京都一周トレイルFKT。

先日の京都一周トレイルの詳細です。

過去2回チャレンジしていますが、
1回目は3月にチャレンジして二ノ瀬でDNF。
2回目は7月にチャレンジして雷雨のため比叡山西塔でDFN。

今回で3度目。単独で挑みました。

4:00伏見稲荷スタート
※スタート時点で膝の状態はあまり良くなかった。

この間、1L補給。

6:40大文字山山頂
※実際のコースは山頂手前の分岐で下山して哲学の道へ。

下山後、道路沿いの自販機で10分休憩。

この間、1L補給。

2016-09-07-08-52-33

8:50比叡山山頂。
一定のペースで登ることができたがやはり膝の調子は良くないようだ。

 

後に控える横高山、水井山に向けて休憩多めの20分。

 

10:40仰木峠を過ぎて東海自然歩道ルートで大原のファミマへ。
※京都一周トレイルのボーイスカウト道から下山すると道路ルートが長く日差しが強いため避けた。
※ここでしっかり補給を行う。休憩40分 この間、1L補給。

2016-09-07-11-17-11

大原より。 奥が比叡山。のどかな風景にふと落ち着く。

 

江文峠、静原神社、薬王坂を超える。

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12:30鞍馬駅。
気温はみるみる上昇。休憩10分 この間、1L補給。

 

 

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13:00今までの最長地点(二ノ瀬)到着。ここからは東海自然歩道ルートとリンクしながら嵐山を目指します。

 

ここで判断ミスがひとつ。
向山ルート→山幸橋→氷室町と要所に何かしら補給できる箇所はあるだろうと思っていましたが全く補給できずに途中、盗人谷の川の水でしのぐ結果となりました。※浄水器あれば◎

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※盗人谷で一箇所崩落があります。地盤はしっかりしてますが要注意!

 

15:00 山の家 はせがわ さんでコーラと水を頂きました!この間、1L補給。
※今回のルートで1番しんどい区間でしたがはせがわさん助かりました!

※この後、1時間くらいは調子が良かったけどすぐ脚売り切れ(泣)

 

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16:00 あとから知った人工池。「沢丿池」

 

16:30白雲橋。 ここで一服。 この間、1L補給。

ここからは清滝川沿いに嵐山へ。
1番気持よく走れるところなんだろうけど、膝痛い。歩く。

 

落合橋から六丁峠までのロードの登りは地獄。←嵐山へ下り松尾山入るまでは全部ロード✗

 

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18:20渡月橋。 だんだん雲行き怪しくなってきた。

この後、渡月橋で土砂降りに。浴衣のカップルたくさんで大変そうやった。

※この景色を見ながら最後の休憩10分。 この間1L補給。

さっさと松尾山に登って終わろうと思ったけど、豪雨に雷がなかなかのもんでして・・・

激流の登山道。これが本当のシャワーランニングかw

雷にビビりながらピークの標識にさっとタッチして速攻下りました。

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京都一周トレイルFKT結果
※途中、ルート変更あり。

タイム:15:26:04
走行距離70.7km
累積高度4,000m
消費カロリー 10,434kcal

 

次の日、膝の痛みが酷く曲げることも出来なかったので病院へ。
見事に水がたまっていたのが原因でその場で処置していただきました。→すっかり良くなった。
結構前から気になっていた箇所がクリアになって良かった。皆さんメンテナンス重要です!

 

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