nnormal ”Kjerag” トレラン レビュー

今年最初のブログは大注目のこちら!

Kilian Jornet(キリアン・ジョルネ)

そう!山岳界の大谷翔平こと「キリアン・ジョルネ」のブランド

NNormal(ノーマル)

がスタートします!

キリアン・ジョルネは世界最高の山岳アスリートです。
この15年間、キリアンはスキー登山とトレイルランニングのシーンを席巻し、世界中の主要な選手権やレースで優勝してきました。

スペインのピレネー山脈の山小屋で育った彼にとって、ランニング、クライミング、スキーを問わず、山は常に彼の遊び場でありました。

総合スポーツ選手として彼は世界中の山々でスピード記録を保持しています。アルパイン・クライミングにおいても類稀なアスリートであり、酸素ボンベ、無線、ロープを使わずにエベレストを6日間で2往復するという偉業を成し遂げたことで一躍有名になりました。

現在、キリアンはノルウェーに住み、山岳スポーツで彼自身の限界を探求し続けています。つい先ごろ、わずか8日間でピレネー山脈の標高3,000メートルを超える177峰を登り、横断するという偉業を成し遂げました。

その他に、映画、書籍、デジタル・コンテンツで多くの人々にインスピレーションを与えています。キリアンはまた、環境保護に対する意識を高めるため、気候変動擁護者としても活動しています。

 

「NNormal(ノーマル)」の誕生

スペイン・マヨルカ島でデザインされ、キリアンがトレーニングを積むノルウェーのフィヨルドでテストされたプロダクトは、新しいアウトドア・スポーツギアブランドとして2022年の秋にヨーロッパとアメリカでローンチしました。


ブランド名は、二つの地名であるノルウェイ(Nor-way)とマヨルカ(Mal-lorca)の組み合わせから生まれ、“No-Normal”=普通でなく新たな道を切り開くという意味を込めて「NNormal(ノーマル)」と名付けました。

 

その他、高性能なこのマシンの説明は本サイトをご覧いただくとして

本日、雨上がりの2/6(火)の二上山へ試し履きと今後のOMMチャレンジのマーキングを兼ねて行ってきました。

モデルはKJERAG(ジェーラグ)。
シューレースは紐を交換してSPLCのバンジーシューレースを装着。

 

まずサイズ感ですが、実寸27.5cmワイズE幅の私で28.5cmを着用して問題なく走れました。下りで起こりやすいトラブルで爪真っ黒問題がありますが、爪先に当たることもなかったです。その他使用しているシューズはAltra オリンパスで28.5cm、SPORTIVAのサイクロンクロスで45サイズを使用しています。

幅広の方にとってはきついと感じると思うので実寸プラス1.5cmでも許容範囲ではないかと思います。

トレイルに入る直前まで1kmちょっとロードを走りましたが、ミッドソールは硬めです。1,000km走っても下手らないミッドソールがウリなのでそこは仕方ないと思いましたが、トレイルだとむしろ硬めの方が動きやすかったです。

 

この日はトレイルが雪解けの影響でぐしょぐしょ。
スリッピーな状態でしたがオールラバーのメガグリップは調子良かったです。
もちろん濡れた根っこや木段は滑ります。

 

濡れた花崗岩に関してもしっかりグリップしてくれて問題なし。
ちなみにいきなりめっちゃ靴汚れてますが、OMMのポイントを探すのにほぼトレイル上は動いておらず、谷やら尾根のフカフカのトレイルを動いていた為なので悪しからず。転倒は一度もしておりません。

 

普段はベアフットやゼロドロップをメインで履いているのでこの感覚は新しく、間違いなくこの軽さはレースで活かせるし、足指の感覚が良くなればなるほど一体感が生まれる感じがしました。

 

インソールもないし、オールラバーで洗うのも比較的簡単。雑な走り方でアッパーを痛めない限りはソール交換をしてこの一足を大切にして長く履いていきたい気持ちになりました。

最後の下りは靴を脱いで30分のアーシング
このクールダウンは身体にめっちゃおすすめです。

 

NNormalの発売はこの春からを予定しています。
試走会の開催も考えていますのでぜひご検討ください!

 

Yosemite
147-3 Kuzumoto-Cho Kashihara-City Nara Japan 634-0007
Tel:0744-23-4730
Open:11:00~20:00
Close:Wednesday
mail:info@yosemite-store.com
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ごあいさつと新年イベントに関しまして。

2023年の営業も本日で最後となりました。

Yosemiteに関わっていただいたみなさま今年も大変お世話になりました!

今年は本当に「怪我」に悩まされた1年になりました。膝の状態が完全でない状態でレース出場やイベント開催したりと、無理をして自分が思うような動きができなかったことが反省です。

現時点では縦走やトレランレースなどの予定は一切入れていませんが、時期を見て徐々にではありますが2024年は「再始動」をテーマに取り組みたいと思っています。

ベアフットシューズの未来や新たなトレイルの開拓、ロングトレイルからRoad to UTMBまで、幅広くそれぞれの魅力をお伝えしていきます。

みなさま2024年も最高のスタートを切れるようにご来光登山からスタートしますのでぜひご期待ください!※写真は2023年元旦

また新年は1/5(金)より営業を開始しますが店内一部冬物セールを開催いたします。みなさまのご来店お待ちしております。

※Sale期間は1/5(金)〜1/8(月)までとなります。

Yosemite
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祝10周年! OMM2023 北八ヶ岳 スコアロング レポート

🎊OMM10周年おめでとうございます!
2015年より連続9回目の出場ですが未だエリートを完走できていません。
ストレート3回完走
エリート2回敗退
スコアロング4回楽しく参加。

 

昨年2022年のOMM奥美濃はACL手術からリハビリ8ヶ月後でストレートAをほぼ歩きで完走。

 

今年の10周年はエリートにチャレンジだ!と思っていたのですが去年、タイのドイインタノンのトレラン大会でダウンヒル中に左脚が踏ん張れず…大転倒でDNF。今考えると良くスマホの画面割れだけで助かったなと…(左脚水溜まってましたけど)

 

前回のブログから8ヶ月近く経過したのもあまり参考になるようなイベントをできていなかったのが大きな理由ですね。

 

2023年最大の目標だったUTMBもDNSになるほど状態が良くなかったので今回のOMMは昨年のドイインタノン以来のレースになりました。

 

前回に比べて左脚の筋力も徐々に回復してきていたのでスコアロングのカテゴリーで目一杯楽しむぞと思って準備をしてきました。これといって地図読みの練習をする訳でもなくジョギングとトレランを1週間に3,4回10km程度。

 

バディは昨年同様@sakaaamoさん。これで4年連続になります。

 

今年から通常通りのルールに戻り、2人で1つのテントになりました。バーナーも1つにすることでより軽量化を図れるのでギア選びが楽しかったです。

重量としては水、食料を除いて4.3kg。
今回初めて導入したウェアがENLIGHTENED EQUIPMENT
の化繊の上下にブーティの3点セット。この装備でのテント泊は快適で夜中に寒くて起きることはなかったです。Climashield®が軽くてとても暖かい。

「Climashield®は軽量かつ、優れた耐久性と高い熱効率を誇り、圧縮性や難燃性にも優れた、持続可能な断熱材製品です。その「重量比に対する暖かさ」と「耐久性の対照比較」におけるパフォーマンス実績により、30年以上にわたって米軍のサプライヤーも務めています。また、世界中のパフォーマンスと保護性が最優先される寝袋、アウターウェア、 テント、寝具、手袋、フットウェアに採用され、様々なフィールドで活躍しています。」

 

OMMとは何か?👈をチェックいただくとして…

 

今回スコアロングを歩きだけでどう回ったのか参考程度にレポートします。
296組中56番なので良くはないですが効率良く回れたのではないかと思っています。トップ選手の周り方と比較するとなるほどとなることが多いと思うので振り返りはとても大切です。

 

DAY1

まずスタート地点で地図と睨めっこするのがレース開始1分前。
パッと大局を見て現在地とゴール地点を確認する。
ポイント(10)は後回しにする。(10はルート上の近くにあれば立ち寄る程度に考える)

まずはAC(20)→次にCC(40)→戻ってCD(50)→DC(30)→CG(30)
と次にAG行くか悩んだのですが、
下って登り返すのはロスだなという判断でCK(20)へ
※ここがトップチームとの分岐点でした。

 

ここまでは脚の痛みもなくCB(50)、BH(40)をどう取りに行くのか考えてました。
やはり高得点は取っておきたいポイントなので。

 

しかしここでド派手に転倒してカーボンポールがバッキバキに折れる汗
その場で座り込むこと5分。落ち着いて起き上がると膝に痛みが。
この時点でバディには遠くまで行くことは不可能と伝えてBU(30)を目指す。
この時の景色はずっと記憶に残る出来事になりました。

BUを見つけた時点で残り3時間。
ゴール付近のポイントは全部で6個。
全て取りに行くのは厳しいと考えてCM(20)を捨てて
DM(50)→BB(40)と高得点を優先に進める
ゴール付近のBA(30)とDE(10)を取り周りはゴールをしていたが
2時間の余裕があったのでラストAG(40)を目指す。

 

無事取り切って戻ると結果はあと45分残してのゴールで得点は390点。
トップ選手の周り方比較すると近いルート取りだけど走力に圧倒的な差が…ですね。時間的にはスタートからCE(10)から入ってCC→AC→CDに流れても良かったかなと。

 

今回はYosemiteのお仲間もたくさん出場してくれたのでわちゃわちゃ楽しい夜になりました。

 

DAY2

地図を見るなり麦草峠方面へ伸びる圧倒的な登り。
今日はどこまで登るのかがポイントになるなと予測。

一夜明けて脚の状態はあまり回復しておらず膝を曲げるのもしんどい状況。歩いていれば体が温もって痛みはマシになるだろうと思っていました。

AD、AKのラインで区切って東をメインに回る設定でスタートしてDK(50)⇨AD(40)⇨CJ(30)までは難なくクリア。そこからAK(30)を目指すんですがこの急登はめっちゃ堪えましたねー

 

登り切ってロードに出るとちょうどマーシャルポイントがあってそこに知り合いがいてホッと一息つけました。

 

次のAK(30)で少し迷ったところがありましたがなんとか見つけて
そのままBM(50)に流れるルート取りは良かったかなと。

 

残り3時間を考えるとDA(10)は時間がかかるのでパス。
DB(30)を目指して最後にスキー場の3ポイントを取りに行くことに。
時間的には約50分残してゴールになったのでたらればですがBE(20)は取れたかなとタイムマネジメントに反省。

 

スキー場のトップまでは川を渡り一気にBD(10)を目指し急登を行きました。
今回のレース最後の登りやと思てましたが...

 

徒歩道からのDU(20)をパンチする頃にはあっちこっちから人が増え出してそれはもうグループハイキングw みんなスキー場からの紅葉する景色を見ながら下るので記念写真を撮影したりとても気持ち良かったです。

 

ラストCN(40)はスキー場の登り返しで元気なバディは走って登っていってました笑。 これでほんとのラストの登り。CN(40)をパンチしてラストの下りはウイニングランをしたいところですが全歩き。

超元気なバディ

 

 

 

 

なんとか無事ゴール。
昨年同様に今回もバディにはとても心配をかけました。
来年はしっかり動ける状態にして改めて挑みたいと思います。

 

今回の大会でOMM節目の10回目が終わりました。
そのうち9回と皆勤ではないんですが大会のスピリットは十分に感じていると思うしこの読図技術とバディと2人で攻略していく楽しさの醍醐味を多くの方に伝えていきたいと思っています。今後はYosemite主催のOMM challengeのイベントをマメに実施していきたいと思いますのでSNSぜひチェックください。
過去のマップは店に展示していますのでまた詳しく知りたい方はぜひお声がけくださいませ。

 

それではみなさま次のOMMまでいっぱい彷徨いましょう!笑

 

 

Yosemite
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